Vol.2【普通の住宅ローンと何が違う?】フラット35、35Sの基礎知識
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【前回までのあらすじ】 マイホームの夢に向かって本格的に歩み始めた家永マサルとユイの夫婦。ユイの姉・リョウコのおかげで住宅ローンの金利については理解できたものの……。 またまた「?」な言葉の登場に戸惑うふたり。住宅ローンの種類とは?フラット35とは?
01住宅ローンは3種類もある!?フラット35とは?
ひとくちに住宅ローンといっても、実は大きく下記のような3タイプに分かれています。
- 民間金融機関の住宅ローン(民間融資)
- 財形住宅融資(公的融資)
- フラット35(協調融資)
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合ったタイプを慎重に選択してく
ださい。
02金利がお得になるフラット35Sって?
※住宅金融支援機構【フラット35】サイトより
フラット35の中でも、条件を満たした高性能な住宅を購入する際に、一定期間、金利が優遇されるのがフラット35Sです。
フラット35Sは、建物の技術基準によって、さらに「金利Aプラン」「金利Bプラン」に分かれており、違いは以下の通り。
- 金利Aプラン:当初10年間の金利が低い
- 金利Bプラン:当初5年間の金利が低い
特に新築物件を購入する際は注目したいところです。
03知っておきたいフラット35のメリット・デメリット
住宅ローンを選ぶ際には、それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。
フラット35を検討するときには、以下のような点を押さえておきましょう。
フラット35のメリット
・フラット35Sなら金利がお得になる
・個人事業主の人なども借りやすい
・保証料が不要
・団体信用生命保険の加入が任意(その場合は金利が低くなる)
・全期間固定金利型なので返済額が一定
・繰り上げ返済の手数料が無料
・個人事業主の人なども借りやすい
・保証料が不要
・団体信用生命保険の加入が任意(その場合は金利が低くなる)
・全期間固定金利型なので返済額が一定
・繰り上げ返済の手数料が無料
フラット35のデメリット
・住宅の技術基準があり、物件検査が必要
・諸費用はローンで賄えない
・全期間固定金利型なので、金利が下がっても返済額が安くならない
・変動金利型の住宅ローンよりも金利が高め
・諸費用はローンで賄えない
・全期間固定金利型なので、金利が下がっても返済額が安くならない
・変動金利型の住宅ローンよりも金利が高め
「誰にでもぴったりの住宅ローン」というものは存在しません。どのタイプの住宅ローンが最適かは、収入やライフプランによってひとそれぞれ。
「自分に合っているのはどのタイプか」という視点で、慎重に検討しましょう。
※ローン審査は提携金融機関で実施いたします。リクルートで審査は実施いたしません。
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