最新!住宅ローン 金利ランキングと金利動向 2024年10月更新
金利の最新動向や金利の種類、
メリット・デメリットをチェック!
金利ランキング
スゴ速と提携している金融機関
変動
固定10年
全期間固定
住宅ローン金利ランキング
金利の最新動向
最新の
金利トレンド、
専門家に教えて
もらいました。
川添典子
住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
長引く低金利時代は、住宅市場にどのような影響をもたらしているのでしょうか。今月も住宅ローン金利の最新動向を見ていきましょう。
Contents
- 今月のトピックス
- 変動金利・固定金利の推移
- 金利動向:変動型
- 金利動向:固定期間選択型(10年)
- 金利動向:全期間固定型
- まとめ
- 住宅ローン金利 Q&A
金利の最新動向 #1
今月のトピックス( 2024年10月 )
住宅ローンの固定金利は10年国債金利に影響され、変動金利は短期プライムレートに影響されます。しかし、短期プライムレートは日本銀行が決定する政策金利の動きに影響されるため、住宅ローンの金利動向については、日本銀行の政策金利の動きを把握しておくことが大切です。
2024年3月に行われた日銀の金融政策決定会合でマイナス金利の解除が決定されたのち、2024年7月31日の金融政策決定会合にて0.25%の利上げを行うことが決まりました。また、変動金利の基準となる短期プライムレートが15年振りに上昇したことからも、変動金利への影響も出てきています。9月の金融政策決定会合では利上げは緩やかに行うと発表されたものの、今後の利上げや短期プライムレートの上昇によって住宅ローンの金利も上がる可能性があるため、金利上昇のタイミングも含めながら、今後の金利の動きに対してこれまで以上に注目しておく必要があります。
今月の変動金利の変化に注目。
固定金利は長期金利の下落の影響で金利に動きあり。
2024年10月1日現在の金利動向です。住宅ローンの金利を全体的に見てみると、変動金利を引き上げている金融機関が多く見られます。そして、固定金利は引き下げている金融機関と引き下げている金融機関が混在している点に注目したいところです。
低金利が続く今だからこそ借り換えの検討も。
住宅ローンの金利は海外の経済事情や金融情勢などの影響を受けて、上がったり下がったりするものです。現状では、長期金利が下落傾向となっており、今回の住宅ローン金利の動きが一時的なものなのか、これからの動向に目が離せません。これから住宅ローンを新規で利用しようという人に限らず、現状利用しているローンの金利が高く、そのため借り換えを検討しているという人にとっては、タイミングをしっかりと見極めて行動に起こす必要があるといえます。
金利の最新動向 #2
変動金利・固定金利の推移
変動金利は上昇、固定金利選択型(10年)は先月より下落。
主要都市銀行の金利(中央値)は、変動型で0.490%、固定期間選択型(10年)で1.347%となっています。金利の推移を見ていくと、2023年12月以降、変動金利に目立った変化はなかったものの、2024年8月から上昇し、9月はさらに大きく上昇しています。固定金利については変動しているものの、固定期間選択型(10年)は前月よりも下落しています。
長期金利の指標である10年国債の金利は、2023年1月には0.4%~0.5%台を推移していたものの、その後2024年5月以降1%台を推移していました。しかし2024年8月に入って1%をわずかに下回る動きを見せ始め、2024年9月には下落に滑車がかかっていることから、固定金利を引き下げる金融機関と引き上げる金融機関が混在しています。今後金利がどのような動きを見せるか、注目していきたいところです。
金利の最新動向 #3
金利動向:変動型
(2024年10月1日現在)
auじぶん銀行 | 0.179%(前月:0.329%) |
三菱UFJ銀行 | 0.345%(前月と変わらず) |
みずほ銀行 | 0.375%(前月と変わらず) |
SBI新生銀行 | 0.420%(前月と変わらず) |
PayPay銀行 | 0.465%(前月:0.270%) |
各金融機関の変動金利を見ると、多くの金融機関が前月よりも金利を引き上げています。主要14行のうち、半分である7行が前月よりも引き上げている点に注目したいところです。ただ、前月と据え置く金融機関や逆に引き下げた金融機関もあります。
変動金利の基準となる短期プライムレートが2024年9月2日に15年振りに上昇したことから、変動金利の上昇が現実化してきた様子です。
住宅ローンの利用を検討する際には、金利のほかにも事務手数料などの経費に関して、それぞれの金融機関に確認することが必要です。金融機関によっては、保険が無料で付帯されるなどのサービスが用意されている場合もあります。
金利の最新動向 #4
金利動向:固定期間選択型(10年)
(2024年10月1日現在)
SBI新生銀行 | 1.100%(前月と変わらず) |
三菱UFJ銀行 | 1.110%(前月:1.050%) |
PayPay銀行 | 1.115%(前月:1.075%) |
auじぶん銀行 | 1.195%(前月:1.215%) |
イオン銀行 | 1.230%(前月:1.500%) |
固定期間選択型(10年)については、市場金利である10年国債の金利が8月に入ってから下がり続けている状況を受け、金利を引き下げる金融機関がと引き下げる金融機関が混在しています。
民間の住宅ローンは契約した月ではなく、実行するタイミングの金利が適用されるのが一般的です。どちらかというと9月と比べ、金利を引き下げる、もしくは据え置く金融機関が多くみられますが、主要14行のうち金利を引き上げた金融機関が4行ある点にも注意が必要です。固定金利の利用を検討している人は今後の金利動向に注意し、住宅ローンを実行するタイミングなどもしっかりと把握しておきましょう。
金利の最新動向 #5
金利動向:全期間固定型
(2024年10月1日現在)
住信SBIネット銀行 | 1.695%(前月:1.685%) |
SBI新生銀行 | 1.700%(前月と変わらず) |
りそな銀行 | 1.715%(前月:1.615%) |
埼玉りそな銀行 | 1.715%(前月:1.615%) |
三菱UFJ銀行 | 1.770%(前月:1.750%) |
全期間固定型については、10月に入って金利を引き上げた金融機関が多くみられます。主要14行において金利を据え置いた金融機関は4行、金利を引き下げた金融機関は1行のみで、それ以外は9月から一転して金利を引き上げている点は注目すべきでしょう。
- ※上記は新規借入の金利です。主要金融機関による金利が低いプランを例に取り上げています。
- ※上記の金利は表面金利のため、保証料などによっては金利に上乗せされる場合もあります。また、金利は毎月見直しを行い、金利情勢の変化などによっては月中に変更する場合があります。いずれも詳細・条件については、各金融機関の公式Webサイトなどをご確認ください。
金利の最新動向 #6
金利の最新動向
まとめ
- 変動金利は多くの金融機関で金利を引き上げている。
- 固定金利については金利を引き下げた金融機関と引き上げた金融機関が混在している。
- 今後の推移に注目していきたい。
金利の種類
住宅ローン金利ランキング
金利の種類
変動?固定?
意外と知らない
金利の種類。
各金利タイプのメリットデメリットを理解しましょう。
Contents
- 住宅ローン金利の種類
- 変動型とは?特徴からメリット・デメリットまで
- 固定期間選択型とは?特徴からメリット・デメリットまで
- 全期間固定型とは?特徴からメリット・デメリットまで
- それ以外の金利タイプ
- まとめ
金利の種類 #1
住宅ローン金利の種類
代表的な金利は3タイプ。
住宅ローンの金利タイプにはさまざまな種類があります。その代表格が「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」の3つです。
変動型は金利が最も低い傾向にありますが、将来的に金利が上昇する可能性もあります。それぞれの金利タイプについてメリットデメリットを理解しましょう。
自分たちの生活に合った
金利選びを。
住宅ローンは毎月支払っていくものなので、その分毎月の家計に負担がかかります。そして、それ以外にも生活費や光熱費、子どものための教育費、生命保険料など出ていくものは住宅ローンだけではありません。さらには老後のための資金も貯めていかなければいけません。
人によって家族の人数やかかる生活費などバラバラですので、自分たちの生活に合った金利選びをしていく必要があります。
ここでは、まず変動型・固定期間選択型・全期間固定型の3つのタイプについて、それぞれの概要とメリット・デメリットをお伝えします。さらに、そのほかの金利型についても紹介していきます。
金利の種類 #2
変動型とは?
特徴からメリット・デメリットまで
変動型とは
変動型は半年ごとに
金利見直し。金利は低め。
変動型は住宅ローンの主な金利タイプの一つです。借入れ時から半年ごとに金利が見直されます。特徴としては、固定金利に比べると金利が低く設定されており、返済額もそれに応じて抑えられることが挙げられます。
ただ、変動型は金利が仮に上昇すれば、その分、毎月の返済額も高くなり、反対に金利がさらに下降すれば返済額も安くなります。金利の上げ下げは予測が難しいものなので、現在の金利だけを見て将来的なシミュレーションをするのは危険です。ある程度上昇することも想定した上で総返済額をシミュレーションしておきましょう。
また、先述した通り、変動型では、金利が半年ごとに見直されます。この金利の見直しは、短期プライムレートという指標を基準にして変動します。半年ごとに見直される際に、この短期プライムレートが上がっていれば金利も上昇し、下がっていれば金利も下降します。この短期プライムレート自体は何に左右されるかというと、国内情勢や景気です。ですので、日ごろから経済の景気動向などを気に留めておくことも必要です。
変動型のメリット
他のタイプに比べ低い
金利設定。
変動型のメリットは固定期間選択型・全期間固定型に比べて金利が低いので、その分、返済額も安くなることです。変動型でさまざまな優遇の条件が合えば、固定期間選択型・全期間固定型と比べて約1%の金利の差が出ることもあります。そのため、金利上昇がなければ、変動型のほうが返済額の負担は安く済みます。
金利が下降すれば、
その分返済額も減る。
金利が上昇してしまうと返済額は増えますが、逆をいえば金利が下降すれば返済額も減るということになります。固定型ではどんなに金利が下降しても返済額は変わらないので、仮に金利が下降すれば変動型のメリットはさらにあるといえます。
変動型のデメリット
金利が上昇すると、
返済額も増えてしまう。
金利が上昇してしまうと、その分返済額の負担も増えます。将来的に金利が上昇したときに、増えた分の返済額を毎月支払っていけるのかをよく検討しておくことが必要です。
5年ルールや1.25倍ルール
で返済が先送りされる?
仮に金利が上昇したとしても、変動型には5年ルール・1.25倍ルールというのがあります。これは「最初の返済から5年間は毎月の返済額が変わらない」というものと、「金利の見直しをして返済額が増えたとしても、前回の支払額の1.25倍を超えることはない」というものです。一見メリットがありそうですが、これは毎月の返済額が急激に上昇するのを防ぐための調整であり、支払い自体を免除されるわけではありません。最終的には金利上昇によって増えた分も支払わなくてはいけません。
変動金利の最新動向については、以下の記事を参考にしてください。
金利の種類 #3
固定期間選択型とは?
特徴からメリット・デメリットまで
固定期間選択型とは
「当初5年間○%」と、
一定期間は固定の金利。
固定期間選択型は、3年、5年、10年など期間を決めて、一定期間の金利を固定する方法です。固定期間が長ければ長いほど、金利は高くなります。この固定期間が終わると、再度金利のタイプを選ぶことができます。ですから、その時点での金利をもとに再び固定金利を選ぶことも、変動型に変更することも可能なのです。
期間終了後に放置すると
自動的に変動型に!
固定期間が終了する際に、次はどのタイプにするかを選択しないと自動的に変動型になってしまうことに注意しましょう。固定期間が終了する前には銀行に希望を伝えておく必要があります。
あとは、固定期間中は金利のタイプを変更できない、固定期間終了後に変動型を選ぶと固定型に戻せない場合がありますので、こちらも注意しておきましょう。また、固定期間選択型には、変動型のような1.25倍ルールなどが適用されないことも留意してください。
固定期間選択型のメリット
固定期間中は返済額を
一定にできる!
固定期間は、返済額が一定なため、生活費などの管理がしやすくなります。例えば20年後には子育ても終わり、独立したら余裕ができるから20年固定にしておくなどの選択ができます。
期間終了後は、
金利のタイプを選べる。
固定期間が終了すれば金利タイプを選択できます。そのため、そのときの金利の状況によって有利なタイプを選択することも可能です。
固定期間選択型のデメリット
返済額が大幅に
上がってしまう可能性も!
固定期間選択型には、変動型のような1.25倍ルールなどが適用されません。そのため、金利が大幅に上昇すると、固定期間終了後に返済額が極端に上昇してしまう恐れがあります。
固定期間が終了すると、
その後の返済額が定まらない。
固定期間中は毎月の返済額は一定ですが、固定期間が終了してしまうと、その後の毎月の返済額が予測しにくくなり、家計の管理も難しくなります。
金利の種類 #4
全期間固定型とは?
特徴からメリット・デメリットまで
全期間固定型とは
返済額ずっと固定。
月々の家計が管理しやすい。
全期間固定型というのは、金利がずっと固定されていて、住宅ローンを支払っている間は毎月の返済額が変わらない金利のタイプです。返済額がずっと変わらないため、月々の家計の管理がしやすいのが特徴です。
全期間固定型の代表的な商品は、住宅金融支援機構の「フラット35」です。各金融機関で取り扱っており、適用金利は金融機関によって異なります。
フラット35に関する詳細は、以下の記事を参考にしてください。
全期間固定型のメリット
返済額がずっと固定なので、安心!
全期間固定型は、どんなに金利が上昇しても返済額は変わりません。そのため、金利の上昇を心配することなく支払うことができます。
家計の管理がしやすい。
将来的な月々の返済額まで予測できるため、逆算して生活費や光熱費、子どもの教育費などの計画が立てやすくなります。
全期間固定型のデメリット
変動型に比べて高い金利設定。
下降しても安くならない。
全期間固定型では、変動型に比べて、金利が高めに設定されています。また、金利が上昇したときに影響受けないのがメリットですが、逆を言えばどんなに下降しても、返済額も減りません。そのため、金利が下降した際には、変動型に比べて利息を多く支払うことにもなります。
期間が終了すると、
その後の返済額が定まらない。
固定期間中は一定ですが、固定期間が終了してしまうと、その後の毎月の返済額が予測できないため、家計の管理も難しくなります。
全期間固定金利についての詳細は以下の記事を参考にしてください。
金利の種類 #5
その他の金利タイプ
住宅ローンの主な金利タイプである変動型と固定期間選択型と全期間固定型について概要とそのメリット・デメリットをご紹介しましたが、実は金利のタイプはまだほかにもあります。それらについて紹介します。
段階型
固定型だが、段階的に
金利が変更される。
段階型とは固定型の一つで、金利が2段階以上に設定されている金利のタイプです。例えば11年目以降に金利がアップするなど、段階的に金利が変更されます。代表的な商品は住宅金融支援機構の「フラット35S」です。当初の10年間は低い金利が適用されて、11年目以降は高めの金利が適用されます。
段階型のメリットは、当初は低金利が適用される、金利が変わるのが一度だけなので比較的家計を管理しやすいなどがあります。反対にデメリットは、取り扱っている金融機関が少ない、金利が固定されているため金利が下降しても返済額は減らず利息を多く支払うことになるなどが挙げられます。
上限金利付き変動型
変動型金利の一種で、
金利に上限が設けられている。
上限金利付き変動型とは、文字通り金利に上限のある金利で、変動型の一つです。どんなに金利が上昇したとしても、あらかじめ設定された上限金利を超えることがありません。そして、この金利は期間が5年や10年などと決められています。
上限金利付き変動型のメリットは、期間内は設定した上限金利以上に上がらず、また金利が下降した場合は返済額も減る、といったところにあります。逆にデメリットは、扱っている金融機関が少なく、また金利も通常の変動型よりも高めに設定されています。
以上2つの金利タイプについてご紹介しましたが、どちらも共通としてあるのが取り扱っている金融機関が少ないというところです。もしこれらのタイプが気になる、ということであれば段階型もしくは、上限金利付き変動型を取り扱っているかどうか、各金融機関を調べる必要があります。
金利の種類 #6
金利の種類まとめ
- 変動型は半年ごとに金利見直し。金利は低め。
- 固定期間選択型は「当初5年間○%」など、
一定期間固定金利 - 全期間固定型は返済額がずっと固定。
月々の家計が管理しやすい
金利の選び方
住宅ローン金利ランキング
金利の選び方
もう迷わない!
自分にあった
金利選びの
コツ
金利選びの注意点と、金利タイプ別の向き不向きについて理解しましょう。
Contents
- 金利タイプ比較時の注意点
- 変動型向きの人
- 固定期間選択型向きの人
- 全期間固定型向きの人
- まとめ
金利の選び方 #1
金利タイプ比較時の注意点
金利のタイプを単純に目先の金利で判断するのは、あまり好ましくありません。金利のタイプを比較する際の注意点を見ていきましょう。
目先の金利だけで、
どちらかを選ばない。
目先の金利で判断すると、変動金利を選択したくなりますが、金利上昇リスクの考慮が必要です。
金利が上昇すれば、月々の返済額も当然増えます。仮に金利が上昇しても、まだ支払いに余裕あるのかどうか見極めなければいけません。子どもの教育費や老後の資金のことも検討してシミュレーションしておきましょう。
しっかりと検討したいということであれば、住宅ローンの専門家やファイナンシャルプランナーなどに相談することをおすすめします。
また、スゴい住宅ローン探しでは、目的別の4つのシミュレーションがあります。あなたにあったシミュレーターを5秒で診断もでき、簡単にシミュレーションをすることができます。
借入希望額や借入期間が決まっている方には、シミュレーションしながら金利タイプを選ぶ方法もおすすめです。「毎月の返済額シミュレータ」なら、金利の違いで月々の支払いがどう変わるか比較しながら金利タイプを検討できます。
メリットとデメリットを
しっかり確認する。
変動金利にも固定金利にもそれぞれメリットもデメリットもあります。それぞれの特徴も踏まえながら、よく検討をしましょう。例えば、固定金利であれば毎月安定したペースで返済していくので家計の管理をしやすいというメリットがありますが、金利が下がった場合も支払い額が変わらないのはデメリットにもなり得ます。
金利の選び方 #2
変動型向きの人
以下のような人は、変動型に向いてます。
金利が上昇しても、
支払いに余裕がある人。
仮に金利が上昇して、返済額が増えてしまったとしても、生活費や教育費を圧迫することなく、支払いに余裕がある人です。変動型の金利が今は低いこともメリットがあるといえます。
返済期間が短い、または
繰り上げ返済を考えている人。
返済期間が短い、もしくは繰り上げ返済で期間を短くすることを想定している人です。数年後に金利が上昇したとしても期間が短いので影響が少なくてすみます。逆をいえば、返済期間が長期にわたり借入額も多い場合は、変動型には向かないです。
金利の動向を常に
チェックしている人。
国内情勢や景気などに左右される金利ですが、それを常にチェックしている人は変動型に向いているといえます。状況に合わせて繰り上げ返済を行う、住宅ローンの借り換えを行うことで、リスクを下げることもできます。
金利の選び方 #3
固定期間選択型
向きの人
以下のような人は、固定期間選択型に向いています。
一定期間は固定金利を望む人。
子どもの教育費がかかる間だけは金利を低く抑えたいなど、一定の間、固定金利による低金利を望む人に向いています。
固定期間終了後の返済について
準備を整えておける人。
固定期間選択型では、金利の低い固定期間が終了した後に、金利が上昇する可能性もあります。そうした場合を想定して、あらかじめ準備を進めておくことが必要です。長期の展望を持って、いざという場合でも完済はできるとあらかじめ将来の計画を立てられる人に向いています。
手持ちの資金に余裕のある人。
上記と関連して、固定期間終了後に金利が上がっても、手持ちの資金に余裕があるから心配はないという人も、このタイプに向いているといえるでしょう。
金利の選び方 #4
全期間固定型
向きの人
全期間固定型が向いている人についてもお伝えしておきます。
金利の上昇による影響を
避けたい人。
金利が上昇することで、月々の支払いが増えることに心配が出てきてしまうようであれば手堅く全期間固定型を選ぶことをおすすめします。
これから教育費などがかかる人。
まだ子どもが小さく、これから教育費がかかるという場合には、全期間固定型を選ぶのが無難です。まだ子どもが小さいと学校に通わせたり、教育の方針によっては塾に通わせたり、大学に進学したりと自立するまで大きな資金が必要になります。住宅ローンの金利が安定していないと将来的にどのくらいお金がかかるか見えない部分もあります。その不安を少しでも減らすには全期間固定型の方が安心できるでしょう。また、この場合、前述のように教育費がかかる期間だけを固定金利として固定期間選択型とする方法もあります。
住宅ローンの金利の動向など
あまりチェックしない人。
金利の動向を常に追っている人は、状況に応じて繰り上げ返済や住宅ローンの借り換えなどを検討します。ですが、あまりチェックしない人は、固定金利にして、安定したペースで返済していくのが賢明です。
金利の選び方 #5
金利の選び方
まとめ
目先の金利だけではなくライフプランや金利上昇リスクも考慮。
- 変動金利向きの人は?
-
- 金利が上昇しても支払に余裕あり
- 返済期間が短い
- 繰り上げ返済を考えている
- 金利の動向に敏感な人
- 固定期間選択型向きの人は?
-
- 一定期間固定金利を望む
- 固定期間終了後の金利上昇に備えられる
- 資金に余裕のある人
- 全期間固定型向きの人は?
-
- 金利が上昇したら困る人
- これから教育費などがたかかる
- 金利動向をチェックしたくない
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