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20年固定金利ランキング
金利の最新動向
最新の
金利トレンド、
専門家に教えて
もらいました。
川添典子
住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
長引く低金利時代は、住宅市場にどのような影響をもたらしているのでしょうか。今月も住宅ローン金利の最新動向を見ていきましょう。
Contents
- 今月のトピックス
- 変動金利・固定金利の推移
- 住宅ローン金利の種類
- 固定期間選択型とは?
- 金利タイプ比較時の注意点
- 固定期間選択型向きの人
- 住宅ローン金利 Q&A
金利の最新動向 #1
今月のトピックス( 2026年3月 )
住宅ローンの固定金利は10年国債金利に影響され、変動金利は短期プライムレートに影響されます。しかし、短期プライムレートは日本銀行が決定する政策金利の動きに影響されるため、住宅ローンの金利動向については、日本銀行の政策金利の動きを把握しておくことが大切です。
2024年3月に行われた日銀の金融政策決定会合でマイナス金利の解除が決定されたのち、2025年12月に実施された金融政策決定会合にて政策金利は0.75%まで引き上げられています。今後の利上げや短期プライムレートの上昇によって住宅ローンの金利も上がる可能性があるため、金利上昇のタイミングも含めながら、今後の金利の動きに対してこれまで以上に注目しておく必要があります。
今月の変動金利の変化に注目。
固定金利は長期金利の上昇の影響で金利に動きあり。
2026年3月1日現在の金利動向です。住宅ローンの金利を全体的に見てみると、変動金利については2026年2月から引き続き金利を据え置いている金融機関と引き上げている金融機関が混在しています。また、固定金利では金利を引き上げる金融機関と引き下げる機関が混在している状況です。
低金利が続く今だからこそ借り換えの検討も。
住宅ローンの金利は海外の経済事情や金融情勢などの影響を受けて、上がったり下がったりするものです。現状では、長期金利が下降傾向となっており、今回の住宅ローン金利の動きが一時的なものなのか、これからの動向に目が離せません。これから住宅ローンを新規で利用しようという人に限らず、現状利用しているローンの金利が高く、そのため借り換えを検討しているという人にとっては、タイミングをしっかりと見極めて行動に起こす必要があるといえます。
金利の最新動向 #2
変動金利・固定金利の推移
※このグラフは過去の住宅ローン金利の推移を示したものであり、将来の金利動向を約束あるいは予測するものではありません
変動金利は据え置き、固定金利選択型(10年)は先月より上昇
主要都市銀行の金利(中央値)は、変動型で0.778%、固定期間選択型(10年)で2.908%となっています。金利の推移を見ていくと、2024年10月にそれまで0.3%台を推移していた変動金利が0.4%台に上昇した後、2026年3月には0.7%台まで上昇している点は見逃せません。固定金利については、固定期間選択型(10年)は前月から上昇しています。
長期金利の指標である10年国債の金利は、2023年1月には0.4~0.5%台を推移していたものの、2024年5月以降1%台を推移していました。そして2025年7月から上昇傾向を見せていましたが、2026年2月末は2.1%台で推移しているため金利を引き上げる金融機関と引き下げる金融機関が混在しています。今後金利がどのような動きを見せるか、注目していきたいところです。
- ※上記は新規借入の金利です。主要金融機関による金利が低いプランを例に取り上げています。
- ※上記の金利は表面金利のため、保証料などによっては金利に上乗せされる場合もあります。また、金利は毎月見直しを行い、金利情勢の変化などによっては月中に変更する場合があります。いずれも詳細・条件については、各金融機関の公式Webサイトなどをご確認ください。
金利の種類
10年固定金利ランキング
金利の種類
各金利タイプのメリットデメリットを理解しましょう。
Contents
- 住宅ローン金利の種類
- 固定期間選択型とは?特徴からメリット・デメリットまで
金利の種類 #1
住宅ローン金利の種類
代表的な金利は3タイプ。
住宅ローンの金利タイプにはさまざまな種類があります。その代表格が「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」の3つです。
変動型は金利が最も低い傾向にありますが、将来的に金利が上昇する可能性もあります。それぞれの金利タイプについてメリットデメリットを理解しましょう。
自分たちの生活に合った
金利選びを。
住宅ローンは毎月支払っていくものなので、その分毎月の家計に負担がかかります。そして、それ以外にも生活費や光熱費、子どものための教育費、生命保険料など出ていくものは住宅ローンだけではありません。さらには老後のための資金も貯めていかなければいけません。
人によって家族の人数やかかる生活費などバラバラですので、自分たちの生活に合った金利選びをしていく必要があります。
金利の種類 #2
固定期間選択型とは?
特徴からメリット・デメリットまで
固定期間選択型とは
「当初5年間○%」と、
一定期間は固定の金利。
固定期間選択型は、3年、5年、10年など期間を決めて、一定期間の金利を固定する方法です。固定期間が長ければ長いほど、金利は高くなります。この固定期間が終わると、再度金利のタイプを選ぶことができます。ですから、その時点での金利をもとに再び固定金利を選ぶことも、変動型に変更することも可能なのです。
期間終了後に放置すると
自動的に変動型に!
固定期間が終了する際に、次はどのタイプにするかを選択しないと自動的に変動型になってしまうことに注意しましょう。固定期間が終了する前には銀行に希望を伝えておく必要があります。
あとは、固定期間中は金利のタイプを変更できない、固定期間終了後に変動型を選ぶと固定型に戻せない場合がありますので、こちらも注意しておきましょう。また、固定期間選択型には、変動型のような1.25倍ルールなどが適用されないことも留意してください。
固定期間選択型のメリット
固定期間中は返済額を
一定にできる!
固定期間は、返済額が一定なため、生活費などの管理がしやすくなります。例えば20年後には子育ても終わり、独立したら余裕ができるから20年固定にしておくなどの選択ができます。
期間終了後は、
金利のタイプを選べる。
固定期間が終了すれば金利タイプを選択できます。そのため、そのときの金利の状況によって有利なタイプを選択することも可能です。
固定期間選択型のデメリット
返済額が大幅に
上がってしまう可能性も!
固定期間選択型には、変動型のような1.25倍ルールなどが適用されません。そのため、金利が大幅に上昇すると、固定期間終了後に返済額が極端に上昇してしまう恐れがあります。
固定期間が終了すると、
その後の返済額が定まらない。
固定期間中は毎月の返済額は一定ですが、固定期間が終了してしまうと、その後の毎月の返済額が予測しにくくなり、家計の管理も難しくなります。
金利の選び方
10年固定金利ランキング
金利の選び方
金利選びの注意点と、金利タイプ別の向き不向きについて理解しましょう。
Contents
- 金利タイプ比較時の注意点
- 固定期間選択型向きの人
金利の選び方 #1
金利タイプ比較時の注意点
金利のタイプを単純に目先の金利で判断するのは、あまり好ましくありません。金利のタイプを比較する際の注意点を見ていきましょう。
目先の金利だけで、
どちらかを選ばない。
目先の金利で判断すると、変動金利を選択したくなりますが、金利上昇リスクの考慮が必要です。
金利が上昇すれば、月々の返済額も当然増えます。仮に金利が上昇しても、まだ支払いに余裕あるのかどうか見極めなければいけません。子どもの教育費や老後の資金のことも検討してシミュレーションしておきましょう。
しっかりと検討したいということであれば、住宅ローンの専門家やファイナンシャルプランナーなどに相談することをおすすめします。
また、スゴい住宅ローン探しでは、目的別の4つのシミュレーションがあります。あなたにあったシミュレーターを5秒で診断もでき、簡単にシミュレーションをすることができます。
借入希望額や借入期間が決まっている方には、シミュレーションしながら金利タイプを選ぶ方法もおすすめです。「毎月の返済額シミュレータ」なら、金利の違いで月々の支払いがどう変わるか比較しながら金利タイプを検討できます。
メリットとデメリットを
しっかり確認する。
変動金利にも固定金利にもそれぞれメリットもデメリットもあります。それぞれの特徴も踏まえながら、よく検討をしましょう。例えば、固定金利であれば毎月安定したペースで返済していくので家計の管理をしやすいというメリットがありますが、金利が下がった場合も支払い額が変わらないのはデメリットにもなり得ます。
金利の選び方 #2
固定期間選択型
向きの人
以下のような人は、固定期間選択型に向いています。
一定期間は固定金利を望む人。
子どもの教育費がかかる間だけは金利を低く抑えたいなど、一定の間、固定金利による低金利を望む人に向いています。
固定期間終了後の返済について
準備を整えておける人。
固定期間選択型では、金利の低い固定期間が終了した後に、金利が上昇する可能性もあります。そうした場合を想定して、あらかじめ準備を進めておくことが必要です。長期の展望を持って、いざという場合でも完済はできるとあらかじめ将来の計画を立てられる人に向いています。
手持ちの資金に余裕のある人。
上記と関連して、固定期間終了後に金利が上がっても、手持ちの資金に余裕があるから心配はないという人も、このタイプに向いているといえるでしょう。
住宅ローン金利のトレンドから種類、選び方まで詳しく⾒てきました。あなたにぴったりの住宅ローンを見つけてください!
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