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住宅ローン審査

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教えて!住宅ローン審査の時短ワザ!

金融機関ごとの審査期間を
チェック!
おすすめのサービスは?

新井智美

トータルマネーコンサルタント/
CFP/1級ファイナンシャルプランニング技能士

金融機関ごとの審査期間の特徴を解説。また事前審査結果が15分でわかるサービスも紹介します!

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Contents

  • 住宅ローンの審査の流れ
  • 申請から回答までの平均日数
  • 金融機関別 審査期間と特徴
  • 審査をスムーズに進めるコツ
  • 住宅ローン審査に関する便利なサービス
  • まとめ
  • 住宅ローン審査期間 Q&A

事前審査?
本審査?
ローン審査の
ダンドリは?

事前審査?本審査?ローン審査のダンドリは?

住宅ローンの審査種類・流れについて解説します。

住宅ローン審査の流れ

まずは、住宅ローン審査の流れについて紹介します。住宅を購入する場合、購入費用は数千万円にものぼるなど、大きな金額になるケースがほとんどです。そのため、住宅ローンの融資を行う金融機関側としては、お金を貸すリスクについて検討する必要があります。

住宅ローンを組んだ場合、契約者が長期間に渡って返済することが可能かどうかや、もし返済ができなくなった場合に回収できる金額や担保があるかどうかについて厳密に審査が行われます。

住宅ローンの審査は2種類

  • 事前
    審査
  • 本審査

審査には事前審査と本審査の2段階があり、事前審査に通過しなければ本審査を受けることはできません。
本審査と事前審査では審査項目も異なるため、それぞれの審査にかかる期間も異なります。必要書類を準備したり、どの金融機関から住宅ローンを受けるか検討する期間も考慮すると、住宅ローンの融資を受けるまでにさらに日数を要するでしょう。

住宅購入の計画は余裕をもってスケジュールを立てるようにし、審査全体の流れを事前にしっかり把握する必要があります。

住宅ローンの事前審査・本審査の大まかな流れ

住宅ローン審査の流れ(一般的な期間)

  1. 新住居
    の土地
    購入
  2. 事前
    審査
  3. 正式
    申込み
  4. 本審査
  5. 住宅
    ローン
    契約
  6. 借入
    (住宅引き渡し時)

それでは、住宅ローン審査の流れについて具体的に紹介します。

①~② 事前審査

まずは、購入する物件が決まったら、住宅ローンの事前審査を受けます。通常、事前審査は物件の購入申し込みをするタイミングで行われます。

本審査で万が一、審査が通らなかった場合の手間を考えると、事前審査であらかじめ問題点を確認することは、住宅ローンを受ける際に大切な行程です。事前審査では申込書のほかに契約者の本人確認書類や健康保険証、源泉徴収票などのコピーが必要になり、契約者本人の自己申告を元に審査が行われます。

③~④ 本審査

次に、事前審査が通過したところで、いよいよ正式な申し込み手続きを行うための本審査を受けます。

事前審査よりも審査項目が多いことから、購入する物件や契約者本人に関係するさまざまな書類を細かく提出する必要があります。物件の売買契約書や登記事項証明書はもちろん、契約者だけでなく連帯保証人の印鑑証明書や収入証明書なども必要になります。

⑤~⑥ 契約・融資実行

そして、本審査に通過したら、晴れて住宅ローン契約を結ぶことができます。
担保となる物件の抵当権の設定が契約時に行われ、必要な手続きがすべて終わったところで、あとは住宅の引き渡しを待つのみとなります。

事前審査・本審査を経て、金融機関と住宅ローン契約を締結し、購入する物件の引き渡しと同時に、いよいよ住宅ローンの融資が実行となります。

住宅ローンの事前審査・仮審査とは?―審査基準と審査通過のためのポイント、落ちた場合の対策―
[審査] 2024.06.04

審査期間って
どのくらい
かかるの?

審査期間ってどのくらいかかるの?

審査の結果がわかるまで、どのくらいの期間がかかるかを解説します。

にかかる期間

事前審査にかかる平均日数 3日間から4日間

住宅ローンの事前審査にかかる平均日数としては、一般的には3日間から4日間ほど、長くて1週間ほどといわれています。
しかし、契約者の年収に対して借入金額が大きい場合や、契約者が自営業の場合、住宅ローン以外にもローンを借りている場合などは、審査にそれ以上の日数がかかることもあるようです。

また、金融機関によっては、本店と支店で協議を重ねながら審査を行う場合もあるため、追加で書類提出を求められた場合は資料を用意する日数や審査にかかる日数が加わり、さらに審査期間が延びることも考えられます。

Webですぐに事前審査結果がわかるサービスも

一方で、中には審査期間が平均日数よりも短くなる場合もあります。

例えばWebサイトなどから申し込みフォームに記入して事前審査を受ける場合は、即日回答を得られることもあるようです。これは、入力された個人情報をもとに、信用情報機関が管理している信用情報を照合し、申込者と金融機関側との取引情報によって判断されるシステムが導入されているためで、簡易的な審査といえるでしょう。必要な情報を入力するだけなので結果がすぐに分かり、最短で即日回答が可能になります。

便利なサービスとして、Webで申し込んで最短15分で審査結果がわかる「スゴい速い住宅ローン審査」がおすすめです。
審査に必要な添付書類などもなく、今すぐ簡単に申し込むことができます。

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ほかにも、大手都市銀行の場合は窓口で申し込みを行うことで、来店時に銀行担当者と面談した内容が考慮され、事前審査自体がないケースもあるようです。金融機関側が設定している事前審査の期間は長くて1週間と設定されていることがほとんどですが、早くて即日、一般的には翌日から3営業日までには回答を得られることが多いでしょう。

にかかる期間

本審査にかかる平均日数 一般的には1週間
長くて約2~3週間

次に住宅ローンの本審査にかかる平均日数ですが、一般的には1週間ほど、長くて約2~3週間ほどかかるといわれています。
事前審査と同様に、年収に対して借入金額が大きい場合や、自営業などで経営状況の確認が必要な場合、複数のローンを受けている場合などはさらに審査期間が長くなります。

追加書類により期間が
長くなることも

また、住宅ローンの本審査の場合は、支店と本店とのやりとりが発生することももちろんですが、保証会社の承認を得る必要があるため、追加書類の提出を求められた場合は、支店・本店・保証会社の確認に時間を要することになり、審査期間が長くなります。

しかし、追加書類の提出を求められるからといって、審査に不利になるわけではありません。追加書類によって内容が確認できれば審査に通る可能性が高くなりますので、不安に感じる必要はないでしょう。
逆に、もし融資が難しい場合は早めに連絡がくることが多いため、審査期間が長くなってしまっても最後まで諦めずに回答を待ちましょう。

もし住宅ローンの審査中に追加で資料の提出を求められた場合、住宅ローンの審査は一時的に止まってしまいます。
例えば、クレジット会社などの個人信用情報の調査機関から資料を取り寄せる場合、約2週間程度時間がかかるといわれています。
そのほかの理由で追加資料を求められた場合も同様に審査がストップしてしまいます。

審査が長引く場合は担当者にこまめに連絡をするなどし、審査状況について定期的に確認を取るようにしましょう。

申請から回答までの
平均日数

住宅ローンにおける審査期間は、事前審査と本審査で審査にかかる日数に違いがあります。

また、ほとんどの住宅ローンが事前審査と本審査の2段階となっていますが、申請から回答までの日数は、どの金融機関で住宅ローンを受けるかによっても差が生じます。

金融機関によって日数が
異なる理由

金融機関によって審査期間に違いがある理由としては、住宅ローンの審査基準が異なることが理由として考えられます。

同じ銀行でも支店によっては日数がかかってしまうということもあるようですので、仮に複数の金融機関で仮審査を受けた場合は、回答が早い銀行と遅い銀行で日数に差があるでしょう。

ネット?メガ?
銀行によって
審査期間って
違うの?

ネット?メガ?銀行によって審査期間って違うの?

金融機関ごとの審査期間や特徴についても知っておこう!

金融機関別審査期間と特徴

それでは次に、住宅ローンを行っている各金融機関ごとの審査期間や特徴について紹介します。銀行によっては審査期間について公開していない場合もありますので、その場合は住宅ローンを考えている金融機関に審査にどれくらい日数がかかるか、詳細を確認するようにしましょう。

ここではメガバンクやネット銀行など、住宅ローンを行っている主な金融機関の審査期間と特徴について紹介します。

メガバンク
具体的な審査期間が明示されないケースが
多い
ネット銀行
事前審査が即日回答など
審査期間が長い
その他金融機関
本審査が最短で3営業日と短いことで
知られている

メガバンクの特徴

メガバンクや地方銀行の場合は、住宅ローンにおける金利として保証料分の0.2%が上乗せされている場合がほとんどです。つまり、保証会社が住宅ローン審査を行っていることが多く、具体的な審査期間が明示されないケースが多いという特徴が挙げられます。

近年の人口減少や金融緩和政策によって、大手銀行の収益基盤が不安定な状況にあることから、店舗数を減らす動きもめずらしくありません。銀行によっては従業員削減など人員・業務内容の見直しが行われています。そこで、収益の基盤を改善する動きとしてメガバンクに導入され始めているのが住宅ローン審査をAIによって行う方法です。

AIによる事前審査も導入

各銀行のAIを活用した取り組みは2018年からすでに開始しており、2019年に新たに導入される銀行もあります。通常は最短でも1日かかる住宅ローンの事前審査が15分にまで短縮され、顧客の利便性を高めて業務の効率化を図る対策がとられています。

Webサイト上で契約者の年収や勤務先など、約20項目を入力することで、蓄積された住宅ローンデータをもとにAIが融資の可否を判断します。現段階では住宅ローンの事前審査で使われていることがほとんどですが、本審査でAIを活用する金融機関も将来的には出てくることが予想されます。

ネット銀行の特徴

住宅ローン審査をネット銀行で申し込んだ場合、事前審査が即日回答など、審査期間が短いという特徴があります。
しかし、本審査の場合は必要書類を郵送し、さらに審査後も書類が自宅に到着するまでに時間がかかることが考えられますので、審査期間自体は大手銀行と比べてあまり変わらないというケースもあるようです。もし書類に不備があった場合は、再提出する必要があるため、さらに多くの日数を要することになります。

ネット銀行のメリット

ネット銀行の住宅ローンにおけるメリットとしては、時間を気にせずにやりとりができ、さらに金利が低いという点が挙げられますが、書類請求や必要書類への記入は自身で行う必要があります。

仮審査は最短で1日、本審査も最短で3~4日というネット銀行ならではの利点もありますが、書類審査は対面でない分厳しく設定される点や、契約者が書類の不備に気付きにくいといったデメリットも考慮しなければいけないでしょう。

ネット銀行のメリット

時間を気にせずにやりとりができ、さらに金利が安い

ネット銀行のデメリット

書類請求や必要書類への記入は自身で行う必要がある

スピード優先ならネット銀行

AIを導入することで、事前審査にかかる時間が少なく、Webサイト上で簡単に申し込みができるようになります。少しでも住宅ローン審査を早く終わらせたい方にとって大きな魅力です。住宅ローン審査と問い合わせ対応チャットにAIを導入することを発表している大手ネット銀行もあります。

仮審査の回答が早く、書類に不備がなければ住宅ローンの本審査の回答も早く得られるという特徴はネット銀行の大きな強みといえるでしょう。

また金利も比較的に安く提供しているのもネット銀行の強みとなります。

その他金融機関

住宅ローンを検討している方で一度は耳にしたことがあるサービスが「フラット35」です。
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する住宅ローンで、最長35年の全期間固定金利が特徴です。審査基準やサービス内容が通常の住宅ローンと異なるため一度は検討するという方も多い人気の住宅ローンです。

フラット35の特徴

フラット35における住宅ローンの審査期間は、本審査が最短で3営業日と短いことで知られています。融資を早く受け取りたいという方に適しているといえるでしょう。

フラット35は住宅金融支援機構によって審査されますが、審査基準は民間の金融機関と比べてやさしいといわれています。しかし、フラット35がほかの住宅ローンと大きく異なる点が、「住宅の技術基準」という審査があることです。フラット35は質の高い住宅に住むことを目的の一つとして掲げているため、高い技術で建てられた住宅でない中古物件などの場合は審査に通りにくいこともあるようです。

  • 最長35年の全期間固定金利
  • 審査基準は民間の金融機関と比べてやさしい
  • 「住宅の技術基準」という審査がある

購入を希望する住宅がフラット35の条件を満たしている場合は、審査期間が比較的短いフラット35はおすすめといえるでしょう。

審査を
スムーズに
進めるコツ、
教えて!

審査をスムーズに進めるコツ、教えて!

早めの審査や事前対策など審査期間を縮めるコツを紹介します。

審査をスムーズに進めるコツ

審査をスムーズに進めるためのコツは以下となります。

  • 早めに事前審査を行う
  • 審査対策を実施しておく
  • 書類などの準備をしておく

早めに事前審査を行う

物件を決めてから事前審査を行おうとすると、そこから通常3日程度後に事前審査の結果がわかるため、手続きがその分遅くなってしまいます。

また、万が一物件が決まったタイミングで実は事前審査に通らなかった、借入希望額を借りることができなことが判明すると、返済計画の見直しや物件選びからやり直しということにもなります。

物件選びと並行して事前審査をうけ、自分が借りられる額から物件選びを進めるようにしましょう。

審査対策を実施しておく

住宅ローンには事前審査・本審査の2種類があります。
それぞれの審査ポイント・基準を理解し対策を実施しておき、より審査がスムーズに通るようにしておきましょう。

住宅ローンの事前審査・仮審査とは?―審査基準と審査通過のためのポイント、落ちた場合の対策―
[審査] 2024.06.04

審査に必要な書類は金融機関によって異なりますが、源泉徴収票や住民票など何かしらの書類は必要となります。
審査に必要な書類を事前に確認し、早めに書類を取得するように計画することがおすすめです。

書類の準備をしておく

審査に必要な書類は金融機関によって異なりますが、源泉徴収票や住民票など何かしらの書類は必要となります。
審査に必要な書類を事前に確認し、早めに書類を取得するように計画することがおすすめです。

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金融機関ごとの審査期間の特徴

まとめ

  • 主な住宅ローン可能金融機関

    • メガバンク
    • ネット銀行
    • その他金融機関
    • フラット35(住宅金融支援機構)など。
  • 一般的にネット銀行は審査期間が短い傾向に。
  • 審査時間短縮のため「AI」を採用する金融機関が増加。
  • フラット35利用の場合、住宅金融支援機構の定める技術基準を満たしている必要がある。

金融機関ごとの審査期間特徴について解説しました。
それぞれの特徴を理解して自分にあった金融機関を選びましょう。

また審査に関する便利で、すぐに審査結果がわかるサービスもあります。住宅ローン審査を検討している人も、これから住宅を探そうとしている人も利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

住宅ローン審査期間 Q&A

住宅ローンの審査期間はどのくらい?

事前審査は平均で3日間から4日間、本審査は平均で1週間(長くて約2~3週間)かかります。

事前審査はWebサイトなどから申し込みフォームに記入して即日回答を得られるサービスもあります。
詳細は「申請から回答までの平均日数」をご覧ください。

フラット35の審査期間は?

フラット35の審査期間は本審査が最短3営業日と短いため、融資を早く受け取りたい方に適しています。審査基準は民間の金融機関と比べてやさしいと言われていますが、「住宅の技術基準」審査があります。
詳細は「金融機関別審査期間と特徴」をご覧ください。

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