高松機械工業(株)
事業内容(抜粋)
当社の企業集団は、当社、子会社8社及び関連会社3社で構成されており、主な事業として、工作機械及び同周辺装置等の製造、販売、サービス・メンテナンス、IT関連製造装置の製造及び自動車部品の加工等を営んでおります。
事業内容と当社及び関係会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。
<工作機械事業>
●主要な事業内容
CNC旋盤等の製造、販売及びサービス・メンテナンス
部品、コレットチャック等の製造、販売
●会社名
当社
TAKAMATSU MACHINERY U.S.A., INC.
TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND) CO., LTD.
TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH
喜志高松機械(杭州)有限公司
PT.TAKAMAZ INDONESIA
TAKAMATSU MACHINERY VIETNAM CO., LTD
TAKAMAZ MACHINERY MEXICO, S.A. DE C.V.
杭州友嘉高松機械有限公司
株式会社エフ・ティ・ジャパン
(会社総数10社)
<IT関連製造装置事業>
●主要な事業内容
IT関連製造装置の製造
●会社名
当社
(会社総数1社)
<自動車部品加工事業>
●主要な事業内容
自動車部品の加工
●会社名
当社
(会社総数1社)
(注) TP MACHINE PARTS CO., LTD. 及び株式会社タカマツエマグは、現在清算手続き中であります。
経営成績
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 16,720 | 16,675 | 14,184 |
営業利益 | 1,093 | 516 | -386 |
財政状態
2024年3月 | |
---|---|
自己資本比率 | 74.4% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
工作機械事業 | 89% | -3% |
IT関連製造装置事業 | 9% | 5% |
自動車部品加工事業 | 2% | -7% |
設備投資(抜粋)
当連結会計年度における設備投資金額は273百万円であり、セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。
(1) 工作機械事業
設備投資の主なものといたしましては、システム関連投資によるものであります。その他の投資は、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、ソフトウェア等の新設及び更新であり、総額として247百万円の設備投資を実施いたしました。
(2) IT関連製造装置事業
IT関連製造装置事業における設備投資額は、少額のため記載を省略しております。
(3) 自動車部品加工事業
自動車部品加工事業における設備投資額は、少額のため記載を省略しております。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 2,968 | 451 | 273 |
減価償却費 | 342 | 549 | 547 |
研究開発(抜粋)
セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1) 工作機械事業
工作機械事業においては、あらゆるユーザニーズに対応可能な製品の提供を目指して、研究開発活動を実施しております。この点、当社の主力製品であるCNC精密旋盤のみならず、コレットチャックやローダ等の周辺装置群の開
発を含めて、省力化や自動化といったユーザニーズを充足することに努めております。また近年では、カーボンニュートラル、SDGs及びサステナビリティといった時代のニーズを捉えながら、製品の発展、進化をはかっております。
当連結会計年度においては、「XW-130」の後継機となる「XWT-8」を新たに発表いたしました。
「XWT-8」は、EVへとシフトする時代の潮流に合わせ、駆動系部品やステアリング関連部品を対象としてモデルチェンジしました。加えて、自動車関連以外の多岐にわたる市場でも競争力を発揮するために、環境への配慮やDX技術による作業性の向上をはかっています。大型タッチパネルの搭載によって操作性を向上させるとともに、機械の加工物の移動にかかる速度を従来機から10%高速化したことで、お客様の生産性向上に寄与します。
また、当社独自の冷却システムを開発し、搭載しています。従来の水冷から空冷に変更した新しいシステムでは、比較的温度変化が小さい、地表に近い空気層の空気を利用することで、工場環境の温度変化に影響されにくく、高い加工精度を実現できます。精度の向上だけではなく、従来と比較し、消費電力も削減することができ、お客様のカーボンニュートラル実現にも貢献します。なお、当該技術は、現在、特許出願中です。
その他、新製品の開発、将来的視野に立った産学官連携による基礎研究、IoTやAI等のデジタル技術の活用のみならず、当社が得意とする自動化システムの研究開発などに取り組んできました。
なお、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は、149百万円であります。
(2) IT関連製造装置事業
該当事項はありません。
(3) 自動車部品加工事業
該当事項はありません。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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研究開発 | 149 | 160 | 149 |
売上対比 | 0.9% | 1.0% | 1.1% |