楽天カード(株)
事業内容(抜粋)
当社グループは、親会社である楽天グループ株式会社のもと、楽天グループにおけるFinTech事業を担っています。
前連結会計年度における報告セグメントは「クレジットカード事業」「保険事業」の2つでしたが、2023年11月1日を効力発生日として、楽天グループ株式会社が保有する楽天ペイメント株式会社の株式を株式交付により当社に移管したことにより、楽天ペイメント株式会社及びその子会社である楽天Edy株式会社は、当社の連結子会社となりました。そのため、当連結会計年度より、「クレジットカード事業」「保険事業」「ペイメント事業」の3つの報告セグメントに変更しました。
クレジットカード事業は、主に楽天カード株式会社が運営しており、主にインターネットを通じて個人顧客を対象としたクレジットカード『楽天カード』を発行し、カードショッピングサービス、キャッシングサービス等をカード会員向けに提供しています。また、カード加盟店の開拓や楽天グループへの決済機能提供等の決済関連サービス、個人向け銀行カードローンの保証業務等のサービスも提供しています。また、不動産への投資事業も行っています。台湾においては、台灣樂天信用卡股份有限公司が個人向けにクレジットカードを発行しており、カードショッピングサービス等を提供しています。
保険事業は、楽天インシュアランスホールディングス株式会社が運営しており、主に楽天生命保険株式会社、楽天損害保険株式会社等で構成されています。楽天生命保険株式会社は、個人向け保障性生命保険商品等を中心に、主にインターネット及び代理店チャネルを通じて販売しています。楽天損害保険株式会社は、自動車保険、火災保険を中心に、さまざまなリスクを補償する損害保険商品等を主にインターネット及び代理店チャネルを通じて販売しています。
ペイメント事業は、主に楽天ペイメント株式会社が運営しており、主にモバイル決済サービスの提供等を行っています。また、その子会社である楽天Edy株式会社がプリペイド型電子マネーサービス等を営んでおり、お客様のご利用シーンに応じた、幅広い決済サービスを提供しています。
<クレジットカード事業>
●主なサービス主体
楽天カード(株)、台灣樂天信用卡股份有限公司
●提供する主なサービス
クレジットカード『楽天カード』の発行及び関連サービスの提供
個人向け銀行カードローンの保証業務
不動産への投資事業
<保険事業>
●主なサービス主体
楽天生命保険(株)
●提供する主なサービス
生命保険事業の運営
<保険事業>
●主なサービス主体
楽天損害保険(株)
●提供する主なサービス
損害保険事業の運営
<ペイメント事業>
●主なサービス主体
楽天ペイメント(株)
●提供する主なサービス
モバイル決済サービスの提供等
<ペイメント事業>
●主なサービス主体
楽天Edy(株)
●提供する主なサービス
プリペイド型電子マネーサービスの提供等
経営成績
2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 | |
---|---|---|---|
売上収益 | 525,719 | 388,593 | 406,350 |
営業利益 | 95,789 | 60,403 | 69,560 |
財政状態
2023年12月 | |
---|---|
親会社所有者帰属持分比率 | 3.51% |
セグメント情報
売上収益構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
クレジットカード事業 | 80% | 16% |
保険事業 | 20% | 12% |
ペイメント事業 | 4% | -3% |
設備投資(抜粋)
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)の当社グループの設備投資額は、26,991百万円であり、各セグメントの設備投資額は以下のとおりです。
クレジットカード事業セグメントの設備投資額は19,160百万円であり、主としてソフトウエアの取得・開発及び使用権資産の計上によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
保険事業セグメントの設備投資額は7,824百万円であり、主としてソフトウエアの取得・開発によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 34,380 | 23,659 | 26,991 |
減価償却費及び償却費 | 51,184 | 46,940 | 34,682 |
研究開発(抜粋)
該当事項はありません。
2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 | |
---|---|---|---|
研究開発 | - | - | - |
売上対比 | - | - | - |