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(株)メルカリ

事業内容(抜粋)

当社が運営する「メルカリ」は個人間取引(CtoC)のためのマーケットプレイスであり、誰でも簡単・手軽に不要品を売買できるという今までになかったユニークなユーザ体験を提供しています。従来型の店舗における中古品売買は、来店に時間を要する、取り扱い商品が限定的である、買取業者が仲介するため売手と買手の双方にとって価格が不透明であるなどの課題があり、また、インターネットオークションを利用した中古品売買も、出品が煩雑で難しい、入札プロセスに時間がかかるといった課題がありました。「メルカリ」では、スマートフォンやWebから誰でも簡単に商品を出品・購入することができます。また、配送業者やコンビニエンスストアとの提携により、簡便かつ手頃な価格の配送オプションを提供しています。更に、出品者・購入者ともに個人が中心であるため、誰でも手軽に不要品を販売してお金に換える楽しみや、ユニークな商品を探す「宝探し」感覚での買物を体験することができます。新規会員登録時に出品者の本人情報(住所/氏名/生年月日)の登録を必須化することで不正を抑止し、AIを活用した利用規約違反取引の自動検知に力を入れるなど、安心してご利用いただける環境づくりにも努めております。

経営成績

2021年6月 2022年6月 2023年6月
売上高 106,115 147,049 172,064
営業利益 5,184 -3,715 17,023
単位:百万円

財政状態

2023年6月
自己資本比率 12.9%

セグメント情報

売上高構成比 セグメント利益率
Japan Region 71% 28%
US 26% -20%
その他 3% -8%

設備投資(抜粋)

当連結会計年度において実施した設備投資(無形固定資産を含む。)の総額は531百万円であり、主にJapan Regionセグメントにおける本社OA機器の購入及び発送サービスのためのリース資産の取得によるものであります。なお、当連結会計年度において、重要な設備の除却、売却等はありません。

2021年6月 2022年6月 2023年6月
設備投資 380 1,585 531
減価償却費及びその他の償却費 845 818 933
単位:百万円

研究開発(抜粋)

当社は2017年12月に、社会実装を目的として、研究開発組織であるmercari R4Dを設立いたしました。mercari R4Dでは、あらゆる価値の循環によって人やモノの持つ可能性がより発揮される社会の実現のために、既存の在り方に囚われず、科学技術の力で価値交換システムだけでなく社会基盤をもアップデートしていくことを目指しています。研究領域として、現在は、価値交換工学、量子情報技術、アクセシビリティ、Blockchain、Mobilityといった自然科学系のみならず、ELSI(Ethical, Legal and Social Issues)やコミュニケーション・言語学といった人文社会学系の研究にも取り組んでいます。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は369百万円であります。なお、当連結会計年度に実施した研究開発活動は、特定のセグメントに関連付けることができないため、セグメント別の記載を省略しております。

2021年6月 2022年6月 2023年6月
研究開発 418 398 369
売上対比 0.4% 0.3% 0.2%
単位:百万円

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