LINEヤフー(株)
事業内容(抜粋)
当社は、1996年1月にインターネット上の情報検索サービスの提供を日本で行うことを目的として設立されました。
当社の親会社であるソフトバンクグループ(株)は、持株会社として傘下に多数の関係会社を擁し、持株会社投資事業、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業、ソフトバンク事業、アーム事業、その他の事業等、様々な分野・地域で事業活動を行っています。当社グループは、「ソフトバンク事業」に属しています。
1. 当社の関係会社および継続的で緊密な事業上の関係がある関連当事者の主な事業内容と報告セグメントとの関係
<親会社>
・ソフトバンクグループ㈱(持株会社、―)
・ソフトバンクグループジャパン㈱(持株会社、―)
・ソフトバンク㈱(移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供、―)
・Aホールディングス㈱(持株会社、―)
<主な子会社>
・㈱ZOZO
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の企画・運営、カスタマーサポート、物流倉庫「ZOZOBASE」の運用
コマース事業
・アスクル㈱
オフィス関連商品の販売事業、その他の配送事業
コマース事業
・バリューコマース㈱
広告事業(アフィリエイトマーケティング、ストアマッチ、アドネットワーク)、CRM事業(マーケティングオートメーション)
コマース事業
・PayPay㈱
モバイルペイメント等電子決済サービスの開発・提供
戦略事業
・PayPayカード㈱
クレジット、カードローン
戦略事業
・㈱一休
高級ホテルや旅館、厳選レストラン等のインターネット予約サイト運営事業
メディア事業、コマース事業
・PayPay銀行㈱
銀行業
戦略事業
・Zフィナンシャル㈱
グループ会社の経営管理、ならびにそれに付帯する業務
戦略事業
・LINE Plus Corporation
海外マーケティングおよびLINE関連の各種海外サービスの開発
メディア事業、コマース事業、戦略事業
・LINE SOUTHEAST ASIA CORP.PTE.LTD.
持株会社
メディア事業
・LINE Financial Taiwan Limited
持株会社
戦略事業
・Zホールディングス中間㈱
持株会社
その他
・Z中間グローバル㈱
持株会社
その他
・その他102社
<主な関連会社等>
全39社
(注) 1 当社は、2023年10月1日付で、当社を吸収合併存続会社、ヤフー(株)を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行い、ヤフー㈱は同日付で消滅しています。また、2023年10月1日付で、LINE(株)を吸収分割会社、当社を吸収分割承継会社とする吸収分割を行い、LINE(株)はZ中間グローバル(株)へ商号を変更しています。
2 LINE Financial(株)(現紀尾井町1号(株))については、重要性が減少したことにより、当事業年度より重要な子会社から除外しております。
2. セグメントおよび事業内容
<メディア事業>
●検索広告
Yahoo!広告「検索広告」
●アカウント広告
「LINE公式アカウント」、「LINEプロモーションスタンプ」、「LINEで応募」、「LINEチラシ」、その他
●ディスプレイ広告
・運用型広告
Yahoo!広告「ディスプレイ広告」(運用型) 、「LINE VOOM」、「LINE NEWS」、「トークリスト」、「Talk Head View」、「Talk Head View Custom」、その他
・予約型広告
Yahoo!広告「ディスプレイ広告」(予約型) 等
・その他LINE広告
「LINEバイト」、その他
●その他
「LINEスタンプ」、「LINE GAME」、「LINE占い」、「LINE MUSIC」、「LINEマンガ」、「LINE Search」、「LYPプレミアム」、「ebookjapan」、不動産関連、「Yahoo!ロコ」(※1)、「Yahoo!メール」、その他
<コマース事業>
●LINEヤフー
・ショッピング事業
「Yahoo!ショッピング」、「LINE ショッピング」、 「LINE FRIENDS」、「LINEギフト」、「MySmartStore」(※2)、「Yahoo!マート by ASKUL」、「LIVEBUY」、海外EC (「LINE SHOPPING(台湾・タイ)」、「GIFTSHOP」、「EZ STORE」、「QUICK EC」、「MyShop」、その他 )
・リユース事業
「Yahoo!オークション」(※3)、「Yahoo!フリマ」(※4)
・サービスEC事業
「Yahoo!トラベル」、「一休トラベル」、「LINEトラベル (台湾)」、その他
・その他
その他
●ZOZO、アスクル
・ZOZO
「ZOZOTOWN」、「ZOZOUSED」、その他
・アスクル
アスクル BtoB事業(「ASKUL」、「SOLOEL ARENA」、「APMRO」、「FEEDデンタル」、その他)、「LOHACO」、「チャーム」、その他
・その他(※5)
「バリューコマース アフィリエイト」、「バリューポイントクラブ」、「ストアーズ・アールエイト」、「ストアマッチ」、「ビースペース」、その他
<戦略事業>
●Fintech
・PayPay連結
PayPay、PayPayカード
・PayPay銀行
―
・その他金融
PayPayアセットマネジメント、「PayPayほけん」、「LINE Pay」、「LINEスコア」、「LINEポケットマネー」、「LINE BITMAX」、「LINE FX」、「DOSI」、その他
●その他
その他
(※1) 「Yahoo!ロコ」は、2024年3月27日にサービスを終了しました。
(※2) 「MySmartStore」は、2024年7月31日にサービスを終了予定です。
(※3) 「ヤフオク!」は、2023年11月1日に「Yahoo!オークション」にサービス名称を変更しました。
(※4) 「PayPayフリマ」は、2023年11月1日に「Yahoo!フリマ」にサービス名称を変更しました。
(※5) バリューコマース(株)は2024年5月2日に当社の持分法適用関連会社へ移行したことから、以降、バリューコマース(株)のサービスを含みません。
経営成績
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 1,567,421 | 1,672,377 | 1,814,663 |
営業利益 | 189,503 | 314,533 | 208,191 |
財政状態
2024年3月 | |
---|---|
親会社所有者帰属持分比率 | 33.6% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
メディア事業 | 39% | 26% |
コマース事業 | 45% | 9% |
戦略事業 | 16% | -11% |
その他 | 0% | -39% |
設備投資(抜粋)
当連結会計年度の設備投資については、総額で182,581百万円(うち有形固定資産は74,387百万円、使用権資産は42,907百万円、無形資産は65,285百万円です。)であり、主なものは、サーバーおよびネットワーク関連設備の購入、物流センターの拡充、ソフトウェアの取得に伴うものです。当該設備投資については、各セグメントにわたり使用しており、各セグメントに厳密に配賦することが困難なため、報告セグメント毎の設備投資については省略しています。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 151,935 | 222,269 | 182,581 |
減価償却費及び償却費 | 135,744 | 148,776 | 162,917 |
研究開発(抜粋)
当連結会計年度の研究開発費は42,332百万円であり、主にAIやFintechの研究開発活動に係るものです。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
研究開発 | 30,042 | 39,054 | 42,332 |
売上対比 | 1.9% | 2.3% | 2.3% |