キッコーマン(株)
事業内容(抜粋)
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(キッコーマン㈱)、子会社55社及び関連会社2社により構成されております。当社は、持株会社として主に、グループ戦略の立案、事業会社の統括管理を行っております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。
<国内 食料品製造・販売>
・しょうゆ(国内におけるしょうゆの製造・販売)
・食品(つゆ・たれ等しょうゆ関連調味料、デルモンテトマト加工品・缶詰、 業務用食材の製造・販売)
・飲料(豆乳飲料、野菜果実飲料等の製造・販売)
・酒類(みりん、ワイン等の製造・販売)
<国内 その他>
・医薬品、化成品、不動産賃貸、物流、間接業務の提供
<海外 食料品製造・販売>
・しょうゆ(海外におけるしょうゆの製造・販売)
・デルモンテ(デルモンテトマト加工品・缶詰の製造・販売)
・その他食料品(健康食品の製造・販売)
<海外 食料品卸売>
・東洋食品等の仕入・販売
経営成績
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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売上高 | 516,440 | 618,899 | 660,835 |
営業利益 | 50,682 | 55,370 | 66,733 |
財政状態
2024年3月 | |
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親会社所有者帰属持分比率 | 73.6% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
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国内食料品製造・販売 | 22% | 6% |
国内その他 | 1% | 4% |
海外食料品製造・販売 | 20% | 23% |
海外食料品卸売 | 57% | 8% |
設備投資(抜粋)
当社グループは、国内においては設備更新、増産対応、合理化、品質改善、省力化投資を積極的に推進し、海外においては拡大する需要に対応する為の生産能力増強及び卸売事業への設備投資を実施しております。
当連結会計年度の設備投資金額(無形資産を含む)は43,501百万円であり、事業の種類別セグメントごとの内訳は次のとおりであります。
・国内食料品製造・販売 16,682百万円
・国内その他 2,318百万円
・海外食料品製造・販売 10,676百万円
・海外食料品卸売 12,779百万円
・全社 1,043百万円
・合計 43,501百万円
当連結会計年度の主な設備投資は、国内食料品製造・販売事業におけるキッコーマン食品㈱の設備の新設、海外食料品製造・販売事業におけるKIKKOMAN FOODS,INC.の設備の新設、海外食料品卸売事業におけるJFC INTERNATIONAL,INC.の設備の拡張であります。
なお、生産能力に重要な影響を及ぼすような固定資産の売却、撤去はありません。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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設備投資 | 24,617 | 38,228 | 43,501 |
減価償却費及び償却費 | 20,030 | 22,240 | 24,020 |
研究開発(抜粋)
当社グループにおいて、事業展開及び安全性に関わる基盤研究・技術開発は、キッコーマン㈱研究開発本部を中心に行っております。当社グループの事業領域である「食と健康」を主な研究対象領域とし、しょうゆ醸造のほか、食品、バイオの研究体制を整備しています。国内外の研究機関との連携を図りつつ、将来の商品開発の軸となる基礎研究をはじめとする幅広い研究開発を行っています。またアジア・欧州・米国においても研究開発を行っています。各事業会社においては、主にそれぞれの会社の事業に関わる商品開発を行っており、しょうゆ製造に関わる技術開発、「食と健康」の分野で消費者のニーズに応える独創的な新商品の開発、容器の開発、品質向上をめざした加工技術の開発等を鋭意進めております。
当社グループの当連結会計年度の研究開発費は、国内及び海外食料品製造・販売事業と国内その他事業のバイオケミカル分野の研究開発に関わるものであり、各セグメント別の研究開発活動は次のとおりであります。また、本事業年度の研究開発に係る費用の総額は5,067百万円であります。
(国内及び海外 食料品製造・販売事業)
しょうゆ部門では、「いつでも新鮮 こく旨リッチ 特選 丸大豆しょうゆ」620mL、450mL、ならびに加工業務用で新商品開発を行ってまいりました。あわせて、しょうゆの品質向上と製造における効率化をめざして、醸造工程に関わる技術開発を進めてまいりました。
食品部門では、焼肉のたれ、具入りめんつゆ「具麺」シリーズ、「うちのごはん」シリーズ、加工業務用調味料などで新商品開発を行ってまいりました。デルモンテ調味料では、ケチャップ等のトマト調味料、海外輸入紙パック製品、加工業務用向けケチャップ、ソースなどの新商品開発を行ってまいりました。
飲料部門では、機能性表示食品「カラダの豆乳+MCT」の開発を行ってまいりました。また、当社グループの豆乳類の強みであるフレーバー展開で新たに7品の開発を行ってまいりました。デルモンテ飲料では、パウチ型フルーツによる「そのまま食べるすりおろし」を実現した「ピュレフルーツ」を開発しました。また、「リッチ」シリーズなどの新商品開発を行ってまいりました。
酒類部門では、みりんやワインなどの製造工程に関わる技術開発に加え、付加価値の高い新商品の開発を行ってまいりました。
(国内 その他事業)
国内その他事業では、バイオケミカル分野において、臨床診断用酵素、衛生検査用キット、医薬用ヒアルロン酸など、「食と健康」に関係する産業で使用する製品の開発などを引き続き行ってまいりました。また、衛生検査キット「ルシパック」シリーズに使用するプラスチックをマスバランス方式で100%バイオマス原料に紐づくものに変更するなど、地球環境負荷低減を考慮した開発を行ってまいりました。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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研究開発 | 4,892 | 5,174 | 5,067 |
売上対比 | 0.9% | 0.8% | 0.8% |
従業員の状況(抜粋)
提出会社の状況
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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従業員数 | 529名 | 572名 | 590名 |
平均年齢 | 43.5歳 | 43.4歳 | 43.6歳 |
平均勤続年数 | 13.5年 | 13.4年 | 14.1年 |
平均年間給与 | 7,874,318円 | 7,895,269円 | 8,204,492円 |
連結会社の状況
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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従業員数 | 7,686名 | 7,775名 | 7,521名 |
1人あたり売上高 | 67.2百万円 | 79.6百万円 | 87.9百万円 |