(株)ブレインパッド
事業内容(抜粋)
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、2004年の当社創業以来「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をPurpose(パーパス)とし、DX、AI、ビッグデータなどの言葉が広まる前から、データ活用のリーディングカンパニーとして、アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、企業のビジネス創造と経営改善を支援しております。その支援実績は、金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,300社を超え、データ活用のコンセプトデザインから運用による成果創出までをトータルに支援することで、データを価値に変えるサービスを提供しております。
当社グループの事業領域は、次のとおりであります。
(1)プロフェッショナルサービス事業
プロフェッショナルサービス事業は、データ分析、システム開発を含むコンサルティング、人的支援を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業であります。
(2)プロダクト事業
プロダクト事業は、自社製および他社製プロダクトの提供を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行う事業であります。
主な取扱製品は、以下のとおりであります。
・Rtoaster(アールトースター)
カテゴリ:レコメンドエンジン・プライベートDMP・CDP
概要:あらゆる顧客データを統合・分析し、高度なアルゴリズム・多彩なアクション機能により、精度の高いパーソナライズを実現するトータルソリューション
・Ligla(リグラ)
カテゴリ:LINE特化型マーケティングオートメーション
概要:顧客データと機械学習アルゴリズムを用いた配信シナリオ設計で、パーソナライズされたLINEコミュニケーションを自動化するマーケティングオートメーション(連結子会社 株式会社TimeTechnologies提供)
・Probance(プロバンス)
カテゴリ:マーケティングオートメーションプラットフォーム
概要:機械学習により顧客ニーズを予測し、パーソナライズコミュニケーションを実現するBtoC向けマーケティングオートメーションプラットフォーム
・Conomi(コノミ)
カテゴリ:マッチングエンジン
概要:収集・蓄積したデータを活用して、独自のアルゴリズムでヒト・モノを複合的にマッチングでき、組み込み先や利用データを選ばない柔軟なマッチングエンジン
・Brandwatch(ブランドウォッチ)
カテゴリ:デジタルコンシューマー・インテリジェンス
概要:デジタルボルテックスの時代に必要となるリアルタイム意思決定を支援する、業界最大級のデータとAIを搭載した、次世代マーケティングリサーチプラットフォーム
・BrainPad VizTact(ブレインパッド・ビズタクト)
カテゴリ:拡張分析ツール
概要:さまざまなデータから、機械学習とビジュアル分析を組み合わせてパターンやルールを発見し、意思決定を強力に支援する拡張分析ツール
・Altair Analytics(アルテア・アナリティクス)
カテゴリ:機械学習・統計解析・分析・レポーティングシステム
概要:スケーラブルなデータの加工と分析を可能にする、パワフルで高い汎用性を持つ、分析ソフトウェアプラットフォーム
・ブレインロボ(BrainRobo)
カテゴリ:ロボティック・プロセス・オートメーション
概要:人が行う業務を自動化・効率化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)
経営成績
2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 7,101 | 8,561 | 9,798 |
営業利益 | 851 | 1,145 | 681 |
財政状態
2023年6月 | |
---|---|
自己資本比率 | 75.1% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
プロフェッショナルサービス事業 | 69% | 35% |
プロダクト事業 | 31% | 14% |
設備投資(抜粋)
当社グループは、当連結会計年度において総額94,667千円(無形固定資産を含む)の設備投資を行いました。その主な内容は、既存の自社開発ソフトウェアである「Rtoaster」の追加開発によるものであります。
なお、当連結会計年度において、重要な設備の除却、売却等はありません。
2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 225 | 719 | 95 |
減価償却費 | 208 | 234 | 301 |
研究開発(抜粋)
当社グループは、データを活用して経営を改善したいと考える顧客企業のニーズに対応するべく、最新の分析技術の研究や、独自の分析アルゴリズムを用いたソフトウェアの開発等を行っております。近年は、人工知能や機械学習・深層学習といったキーワードとともに国内外で技術革新が進んでおり、当社グループの技術部門においても、これら最先端の技術を研究し自社サービスに取り入れるための活動を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は53,761千円となっており、主にプロフェッショナルサービス事業における活動となっております。
2021年6月 | 2022年6月 | 2023年6月 | |
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研究開発 | 36 | 49 | 54 |
売上対比 | 0.5% | 0.6% | 0.6% |