(株)ベネッセホールディングス
事業内容(抜粋)
当社及び当社の関係会社(子会社37社及び関連会社8社)においては、国内教育、Kids & Family、介護・保育の3つの事業セグメントを中心に事業を行っております。なお、「国内教育事業」は、会社組織上の校外学習カンパニー、学校カンパニー、大学・社会人カンパニーの事業を含んでおります。
当社及び当社の関係会社の事業に係わる位置付け、セグメントとの関連は、次のとおりです。
[国内教育事業]
校外学習事業、学校向け教育事業及び大学・社会人事業を行っています。
校外学習事業は主に以下のとおりです。
・小学生から高校生を対象とした通信教育講座「進研ゼミ」(㈱ベネッセコーポレーション)
・塾・教室事業(㈱東京個別指導学院、㈱アップ、㈱東京教育研、㈱ベネッセビースタジオ)
学校向け教育事業は主に以下のとおりです。
・高校生を対象とした大学入試模擬試験「進研模試」(㈱ベネッセコーポレーション)
・学習・進路指導教材「スタディーサポート」「進路マップ」(㈱ベネッセコーポレーション)
・英語能力テスト「GTEC(ジーテック)」(㈱ベネッセコーポレーション)
・小・中学校のICT(情報通信技術)教育支援サービス「ミライシード」(㈱ベネッセコーポレーション)
・ドリルやテスト等の学校教材事業(㈱ベネッセコーポレーション)
・クラウド型学習支援サービス(Classi㈱、㈱EDUCOM)
・校務支援サービス(Classi㈱、㈱EDUCOM)
大学・社会人事業は主に以下のとおりです。
・留学支援サービス事業(㈱ベネッセコーポレーション)
・社会人向けオンライン教育プラットフォームサービス事業「Udemy」(㈱ベネッセコーポレーション)
・大学支援事業(㈱進研アド)
・キャリア形成支援サービス事業(㈱ベネッセi-キャリア)
(その他主な関係会社)
㈱ラーンズ、㈱プランディット
[Kids & Family事業]
Kids & Family事業は主に以下のとおりです。
●日本
・幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」 「こどもちゃれんじEnglish」、及びその関連事業(㈱ベネッセコーポレーション)
・雑誌の出版(妊娠・出産・育児雑誌「たまごクラブ」「ひよこクラブ」、生活情報誌「サンキュ!」、直販雑誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」)(㈱ベネッセコーポレーション)
・「たまひよSHOP」「たまひよの内祝」等の通信販売事業(㈱ベネッセコーポレーション)
●中国
・幼児向けを中心とした通信教育事業、及び教室事業(倍楽生商貿(中国)有限公司)
●台湾
・幼児向けを中心とした通信教育事業(㈱ベネッセコーポレーション)
[介護・保育事業]
介護・保育事業は主に以下のとおりです。
・入居介護サービス事業(「アリア」「くらら」「グラニー&グランダ」「まどか」「ボンセジュール」「ここち」合計6シリーズの高齢者向けホーム及びサービス付き高齢者向け住宅「リレ」の運営)(㈱ベネッセスタイルケア)
・在宅介護サービス事業(㈱ベネッセスタイルケア)
・通所介護サービス事業(㈱ベネッセスタイルケア)
・介護研修事業(㈱ベネッセスタイルケア)
・保育園・学童運営事業(㈱ベネッセスタイルケア)
・看護師及び介護職の人材紹介派遣業(㈱ベネッセMCM)
・高齢者向け配食サービス事業(㈱ベネッセパレット)
・「ベネッセの介護相談室」の運営(㈱ベネッセシニアサポート)
・医療・介護・福祉業界における人材紹介、人材 派遣サービス業、並びにこれに関わる商品、サービスの提供(㈱ハートメディカルケア)
[その他]
その他は主に以下のとおりです。
・情報システムの保守・運用事業(㈱ベネッセインフォシェル)
・情報処理サービス事業(㈱ベネッセインフォシェル)
(その他主な関係会社)
㈱直島文化村、㈱ベネッセビジネスメイト、㈱ベネッセ・ベースコム、Benesse Hong Kong Co., Ltd.、㈱ジップ
経営成績
2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 427,531 | 431,943 | 411,876 |
営業利益 | 13,089 | 20,167 | 20,620 |
財政状態
2023年3月 | |
---|---|
自己資本比率 | 28.5% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
国内教育事業 | 51% | 9% |
Kids & Family事業 | 16% | 0% |
介護・保育事業 | 32% | 5% |
その他 | 1% | -1% |
設備投資(抜粋)
当連結会計年度における当社グループ全体の設備投資(有形固定資産のほか、無形固定資産、介護・保育事業の高齢者向けホーム及びサービス付き高齢者向け住宅展開に関わる敷金・保証金等を含む)は、25,240百万円です。
設備投資における基本戦略は、中長期的な成長に向け継続して投資を行うことです。また、基盤投資においては顧客基盤システムや物流体制のさらなる強化を図っています。
・国内教育事業(顧客向けサービス提供用システム) 8,072百万円
・Kids & Family事業(TV番組、映画の製作) 1,891百万円
・介護・保育事業(高齢者向けホームにおけるリース資産の取得) 14,490百万円
・その他(基盤環境構築) 135百万円
・全社(美術工芸品) 748百万円
(注)上記セグメント別の設備投資の金額は、「セグメント間の内部売上高又は振替高」を含んだ金額を記載しております。
2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 26,589 | 20,838 | 25,240 |
減価償却費 | 19,025 | 18,944 | 19,432 |
研究開発(抜粋)
当期における当社グループ全体の研究開発費は1,647百万円であり、研究開発は、主として連結子会社㈱ベネッセコーポレーションが行っております。
セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
・国内教育事業(「進研ゼミ」事業における各種の事業調査、顧客へのアンケート調査、教材の研究) 1,160百万円
・Kids & Family事業(「こどもちゃれんじ」事業における各種の事業調査、顧客へのアンケート調査、教材の研究) 150百万円
・介護・保育事業(各種の事業調査) 4百万円
・その他(各種の事業調査) 74百万円
・全社(各種の事業調査) 257百万円
2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | |
---|---|---|---|
研究開発 | 1,609 | 1,279 | 1,647 |
売上対比 | 0.4% | 0.3% | 0.4% |