愛三工業(株)
事業内容(抜粋)
当社グループ(当社および当社の関係会社)は、愛三工業株式会社(当社)、連結子会社28社、非連結子会社2社および関連会社1社より構成されており、自動車部品の製造・販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。
当社グループの事業内容およびセグメントとの関連は、おおむね次のとおりであります。
(自動車部品)
燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタなどの自動車部品の製造・販売を行っております。
[主要な関係会社]
日本 テイケイ気化器㈱、㈱ニチアロイ、愛三熊本㈱
アジア 玄潭産業㈱、玄潭テック㈱、愛三(天津)汽車部件有限公司、愛三(佛山)汽車部件有限公司、愛三貿易(広州)有限公司、沈陽玄潭汽車部件有限公司、㈱アイサンナスモコインダストリ、アイサンコーポレーションアジアパシフィック㈱、アイサンオートパーツインディア㈱、アイサンインダストリーインディア㈱、アイサンセールスインディア㈱、IHDインダストリーズ㈱
米州 フランクリンプレシジョンインダストリー㈱、アイサンインダストリーケンタッキー㈲、アイサンコーポレーションオブアメリカ、アイサンオートパーツメキシコ㈱
欧州 アイサンインダストリーフランス㈱、アイサンインダストリーチェコ㈲、アイサンコーポレーションヨーロッパ㈱
(自動車部品以外)
自動車運送取扱業務、土木建設業、コンピュータシステムおよびプログラムの開発・販売等を行っております。
[主要な関係会社]
日本 愛協産業㈱、アイサンコンピュータサービス㈱
経営成績
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 193,751 | 240,806 | 314,336 |
営業利益 | 9,809 | 13,632 | 15,498 |
売上高営業利益率 | 5.1% | 5.7% | 4.9% |
財政状態
2024年3月 | |
---|---|
自己資本比率 | 49.4% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
日本 | 29% | 1% |
アジア | 43% | 6% |
米州 | 23% | 8% |
欧州 | 5% | 6% |
設備投資(抜粋)
当社グループでは、主力製品の生産能力向上や新製品対応、新規事業への対応などに、グローバルで総額12,285百万円の設備投資を行いました。そのうち6,894百万円を日本に、5,391百万円を海外に投資しました。
主力製品である燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ、エンジンバルブ、EGRバルブに対する設備投資額は5,901百万円です。製品別にはそれぞれ3,844百万円、1,354百万円、261百万円、163百万円、279百万円といった内訳であります。地域別では日本において2,468百万円、アジアで1,890百万円、米州で1,442百万円、欧州で101百万円といった内訳であります。
また日本では安城新工場(仮称)建設のための土地購入に1,352百万円を投資しました。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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設備投資 | 9,449 | 8,636 | 12,285 |
減価償却費 | 10,174 | 12,994 | 14,831 |
研究開発(抜粋)
当社グループは、企業の持続的成長を目指し策定した「VISION2030 この手で笑顔の未来を」のスローガンのもと、パワートレイン製品事業の基盤強化や電動化製品開発の加速、クリーンエネルギー活用技術の向上など、愛三グループ一丸となって研究開発活動を進めています。
「パワートレイン製品事業の基盤強化」としましては、競争力が高く環境にも優しい次期型ダントツ製品の市場投入やMMK(もっとものづくり強化)活動のさらなる進展により、収益力および競争力をより一層高める開発を進めております。
「電動化製品開発の加速」としましては、保有技術を活かした電池セルケース/カバーを足掛かりに電動製品の開発経験による技術積上げやソフトウェア開発人財の育成を進め、システム化に向けた技術基盤を構築し、モビリティへの貢献を目指しております。
「クリーンエネルギー活用技術の向上」としましては、当社の技術や強みを活かし、ガス燃料やフレックス燃料技術を応用した自動車向け製品開発に加え、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、アンモニア水素発電をはじめとするクリーンエネルギーシステムの具現化の研究を大学・専門機関と共同で進めております。
ここで培う知見や技術を活かし、将来の自動車向け製品の開発および国内エコプラント構想に取り組み、新たなものづくりに挑戦しております。
これら習得した技術とともに、創業以来培ってきたものづくり力、エンジンシステム開発力および適合技術を活かし、電動化システムへの足掛かりとなる電池、電源系等の製品開発、カーボンニュートラル化への研究開発を加速させてまいります。
当連結会計年度における研究開発費は、日本で12,419百万円、アジアで517百万円、総額で12,936百万円であります。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
---|---|---|---|
研究開発 | 10,494 | 11,111 | 12,936 |
売上対比 | 5.4% | 4.6% | 4.1% |
従業員の状況(抜粋)
提出会社の状況
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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従業員数 | 2,668名 | 2,610名 | 2,565名 |
平均年齢 | 42.8歳 | 43.3歳 | 43.5歳 |
平均勤続年数 | 20.7年 | 21.0年 | 20.9年 |
平均年間給与 | 6,442,564円 | 6,617,290円 | 6,911,738円 |
連結会社の状況
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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従業員数 | 8,368名 | 8,809名 | 8,920名 |
1人あたり売上高 | 23.2百万円 | 27.3百万円 | 35.2百万円 |