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(株)LIXIL

事業内容(抜粋)

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度末時点において子会社157社及び関連会社39社で構成され、事業活動を通じて、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」という企業としての存在意義を追求し、「ウォーターテクノロジー事業」及び「ハウジングテクノロジー事業」を主要な事業内容とし、関連するサービス等の事業活動を展開しています。

当社グループが営んでいる主要な事業内容と、当該事業に関わる各社の位置付け並びに報告セグメントの関連は次のとおりであり、複数事業を営んでいる会社については、各事業にそれぞれ含めています。

<ウォーターテクノロジー事業>
●主要製品及び商品
[水回り設備]
衛生機器、シャワートイレ、
水栓金具、手洗器、浴槽、
ユニットバス、スマート製品、
シャワー、洗面器、洗面カウンター、
システムキッチン等
[その他]
住宅・ビル外装タイル、内装タイル等
●主要な会社
㈱LIXIL、㈱LIXILトータルサービス、
㈱テムズ、㈱ダイナワン、
LIXIL Europe S.à r.l.、Grohe AG及び
LIXIL Europe S.à r.l.のその他の子会社47社、
ASD Holding Corp.及び同社子会社15社、
A-S (China) Co., Ltd.、LIXIL Vietnam Corporation、
LIXIL (Thailand) Public Co., Ltd.、
LIXIL AFRICA HOLDINGS (Pty) Ltd.、
驪住(中国)投資有限公司、台灣驪住設備股分有限公司、
驪住科技(蘇州)有限公司、
驪住衛生潔具(蘇州)有限公司、
LIXIL India Sanitaryware Private Limited、
LIXIL INTERNATIONAL Pte. Ltd.、
LIXIL GLOBAL MANUFACTURING VIETNAM Co., Ltd.

<ハウジングテクノロジー事業>
●主要製品及び商品
[金属製建材]
住宅・ビル・店舗用サッシ、
玄関ドア、各種シャッター、門扉、
カーポート、手摺、高欄、
カーテンウォール等
[木質内装建材類]
窓枠、造作材、インテリア建材等
[その他建材類]
サイディング、屋根材等
[住宅・サービス関連]
工務店のフランチャイズチェーンの展開、建築請負、不動産管理、
不動産事業のフランチャイズチェーンの展開支援、住宅ローン等
[その他]
太陽光発電システム等
●主要な会社
㈱LIXIL、㈱LIXILトータルサービス、
㈱LIXILトータル販売、Gテリア㈱、㈱LIXIL住宅研究所、
旭トステム外装㈱、㈱LIXILリニューアル、
㈱LIXIL TEPCOスマートパートナーズ、
㈱LIXILトーヨーサッシ商事、㈱クワタ、
㈱LIXILリアルティ、大分トステム㈱、西九州トステム㈱、
㈱ジーエイチエス、㈱LIXIL住生活ソリューション、
㈱LIXILホームファイナンス、サンヨーホームズ㈱、
LIXIL INTERNATIONAL Pte. Ltd.、TOSTEM THAI Co., Ltd.、
LIXIL GLOBAL MANUFACTURING VIETNAM Co., Ltd.、
驪住通世泰建材(大連)有限公司、
LIXIL WINDOW SYSTEMS PRIVATE LIMITED、
PT. LIXIL ALUMINIUM INDONESIA

経営成績

2022年3月 2023年3月 2024年3月
売上高 1,428,578 1,495,987 1,483,224
営業利益 69,471 24,903 16,351
単位:百万円

財政状態

2024年3月
親会社所有者帰属持分比率 34.1%

セグメント情報

売上高構成比 セグメント利益率
ウォーターテクノロジー事業 60% 3%
ハウジングテクノロジー事業 40% 6%

設備投資(抜粋)

当社グループでは、製品開発や生産設備の合理化・自動化を目的とした投資を重点に行っています。
当連結会計年度の設備投資(無形資産、使用権資産を含む)のセグメント別の金額及び総額は、次のとおりです。

・ウォーターテクノロジー事業 39,629百万円
・ハウジングテクノロジー事業 21,319百万円
・全社共通部門 7百万円
・合計 60,955百万円

主な内容は、ウォーターテクノロジー事業やハウジングテクノロジー事業における新製品開発投資や合理化及び設備の維持更新投資等です。
所要資金は、自己資金及び借入金によっています。

2022年3月 2023年3月 2024年3月
設備投資 61,462 77,597 60,955
減価償却費及び償却費 80,722 81,900 81,330
単位:百万円

研究開発(抜粋)

当社グループでは、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」というLIXILのPurpose(存在意義)の達成を目指し、ステークホルダーの皆様と社会に対する持続的な価値創造の実現に取り組んでいます。また、インパクト戦略の推進を通じて、国連が策定した2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し続けるよう、専門知識や規模を活かしながら社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

商品開発においては確かな品質、高い技術に基づいて、快適な住生活・都市環境を実現しお客様に喜ばれる商品を市場に送り出すことを大きな役割と考えており、研究開発部門では、開口部商品、住設機器、内装建材や外装建材から住宅のパネル工法に至るまで、健康、環境負荷低減、高齢者配慮、省資源・省エネルギー等の様々な視点から研究を重ねています。これらの基礎研究、技術開発、商品開発は当社グループの各社における技術研究所、研究開発部門及び商品開発部門が品質保証部門等と連携のもとに取り組んでいます。

当連結会計年度の研究開発費のセグメント別の実績及び総額は、次のとおりです。

・ウォーターテクノロジー事業 17,133百万円
・ハウジングテクノロジー事業 7,206百万円
・合計 24,339百万円

[ウォーターテクノロジー事業]

トイレでは、便器を浮かせて掃除がしやすくなったINAXキャビネット付便器「フロート トイレ」をフルモデルチェンジし発売しました。また、環境負荷の低減に貢献できる商品として、便器部は長く使える陶器素材のため残したまま、シャワートイレ部だけを簡単に交換できるINAX取替用機能部「リフレッシュシャワートイレ タンク付」を発売しました。

浴室では、“また、泊まりたくなる”ホテルづくりをコンセプトに、アウトベイシンプラン(トイレ・洗面と浴室分離)に対応し、トレンドを取り入れた空間デザインと機能を強化したホテル向けユニットバスルーム「BSW」を発売しました。

水栓では、「Greentap」をサントリー食品インターナショナル株式会社と共同開発し発売しました。当社の浄水技術にサントリー食品が開発した植物ミネラルエキスを加えて、家庭の蛇口から「ミネラル in ウォーター」を楽しめるサービスです。

タイルでは、エコカラットの最上位グレードに、今までにない900×300角の大きなサイズの「マジェスティックスレート」と、溶岩石の深い色合いが特長の「ディープバサルト」の2つのデザインを追加し発売しました。

洗面化粧台では、お客様のニーズにきめ細かく応えるため、清掃性とデザインで好評の「エルシィ」を新商品「クレヴィ」にモデルチェンジ。収納が充実した奥行560タイプとコンパクト奥行500タイプの2ラインナップに刷新しました。

[ハウジングテクノロジー事業]

業界トップのアルミリサイクル率により、新地金使用製品に対してCO2排出量を約80%削減した、低炭素型アルミ形材「プレミアルR100」の物件対応を開始しました。

サッシでは、マンションにおいても戸別改修可能な取替窓「リプラス」マンション用を発売しました。ドアでは、革新的なデザインの次世代玄関ドア「XE」を発売し、グッドデザイン賞やレッド・ドット賞を受賞しました。また、ハイエンドブランドNODEAにて、高い質感の総アルミフレーム×高断熱性×ハイサイズを国内で初めて実現した「WINDOW G」を発売しました。

エクステリアでは、昨今の物流問題に対して宅配荷物の再配達削減を目的とした、宅配BOXを備えた新商品4タイプを開発。内装建材では、2023年イヤーモデルとして、北欧の暮らしを取り入れた、人にやさしい造形や色で構成した等身大の空間「ラシッサDノースフォレスト」を発売しました。また、ラフィスシリーズにて、シンプルで開放感あふれる住空間を実現する「アルミガラス建具」を発売しました。

ZEH推進分野では、 全館換気空調システム「エコエアFine」を発売しました。高性能住宅に最適な空調能力・風量で設計されているため、気流感が少なくストレスの少ない心地よい空気環境を実現できる商品です。

ビルサッシでは、「PRESEA-H」のバリエーションを強化し、意匠性の高い店装建材「スリムハンガードア」を発売しました。

2022年3月 2023年3月 2024年3月
研究開発 22,864 23,536 24,339
売上対比 1.6% 1.6% 1.6%
単位:百万円

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