東宝(株)
事業内容(抜粋)
当社の企業集団は、当社、子会社52社、関連会社10社(うち連結子会社43社、持分法適用関連会社3社)で構成され、映画事業、演劇事業、不動産事業及びその他の事業に携わっております。
各々の事業内容と、当社及び当社の関係会社の、当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。
なお、当社の企業集団が営んでいる事業内容と、セグメントにおける事業区分は同一であります。
映画事業
当社、子会社24社(うち連結子会社20社)、関連会社7社(うち持分法適用関連会社2社)で構成されております。
事業の内容は、①映画営業事業と②映画興行事業及び③映像事業であります。
①映画営業事業
当社、子会社7社(東宝東和㈱等)、関連会社3社で構成され、当社は、製作した映画の他、国内の製作会社から配給業務を委託された映画を、東宝東和㈱は海外の映画を、当企業集団を始めとする国内の興行会社に配給しております。また、共同製作した劇場用映画の映像配信権の許諾を行っております。
②映画興行事業
子会社3社(TOHOシネマズ㈱等)で構成され、これらが経営する映画館等で、当社及び東宝東和㈱並びに当企業集団以外の配給会社が配給する映画を上映しております。
③映像事業
当社、子会社14社(㈱東宝映像美術、東宝舞台㈱等)、関連会社4社で構成され、共同製作したテレビアニメ作品に関する映像配信権・商品化権の許諾、映像パッケージソフト等の企画・制作・販売等、映画などの美術セット等の製作、各種イベント、広告等の企画・製作から販売に至る各分野に携わっております。
演劇事業
当社、子会社2社(うち連結子会社2社)、関連会社1社で構成されております。
演劇の製作及び興行は主に当社が行っており、㈱東宝エージェンシーは当社が公演する演劇の入場券販売を、東宝芸能㈱は芸能プロダクションの経営を行っております。
不動産事業
当社、子会社24社(うち連結子会社20社)、関連会社2社(うち持分法適用関連会社1社)で構成されております。
事業の内容は、①不動産賃貸事業と②道路事業及び③不動産保守・管理事業であります。
①不動産賃貸事業
当社、子会社4社、関連会社1社で構成され、保有不動産の賃貸を主体とする不動産業に携わっております。
②道路事業
子会社17社で構成され、スバル興業㈱とスバル興業㈱の企業集団が、道路の維持管理・清掃等を主たる事業としております。
③不動産保守・管理事業
子会社3社、関連会社1社で構成され、東宝ファシリティーズ㈱及び東宝ビル管理㈱はビルの管理・清掃・警備等に携わっております。
その他事業
子会社3社(うち連結子会社2社)で構成され、東宝共榮企業㈱はスポーツ施設等の経営に、TOHOリテール㈱は物販業に携わっております。その他で㈱東宝ビジネスサポートが会計業務のコンサルティング及び指導等に携わっております。
経営成績
2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 | |
---|---|---|---|
売上高 | 228,367 | 244,295 | 283,347 |
営業利益 | 39,948 | 44,880 | 59,251 |
財政状態
2024年2月 | |
---|---|
自己資本比率 | 74.5% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
---|---|---|
映画事業 | 68% | 23% |
演劇事業 | 7% | 15% |
不動産事業 | 24% | 24% |
その他 | 0% | 11% |
設備投資(抜粋)
当連結会計年度の設備投資は総額22,610百万円であり、セグメントごとの内訳と主な内容は次のとおりであります。なお、当企業集団が所有する不動産に対する設備投資は、当該設備の利用部門ではなく、その運営管理に携わる不動産事業への投資としております。
・映画事業 5,710百万円
・演劇事業 550百万円
・不動産事業 14,979百万円
・その他事業 121百万円
・全社(共通) 1,248百万円
・合計 22,610百万円
映画事業
TOHOシネマズ㈱において、「TOHOシネマズ ららぽーと門真」及び「TOHOシネマズ すすきの」をオープンし、既存劇場の設備の改善・更新等を行いました。これらに伴い、総額5,710百万円の設備投資を実施しました。
演劇事業
東宝㈱の帝国劇場において舞台装置等の改善・更新等を行いました。
不動産事業
東宝㈱において、大阪府吹田市所在土地及び建物、東京都千代田区所在土地の新規取得等で、総額9,784百万円の設備投資を実施しました。子会社では、スバル興業㈱およびその子会社において作業用車両の購入や事業用地の取得等で、総額4,373百万円の設備投資を実施したほか、全国各地の事業場で設備の改善・更新を行いました。
全社(共通)
東宝㈱において、自社利用のソフトウェア開発等を行いました。
2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 | |
---|---|---|---|
設備投資 | 28,252 | 19,564 | 22,610 |
減価償却費 | 8,951 | 9,514 | 10,256 |
研究開発(抜粋)
該当事項はありません。
2022年2月 | 2023年2月 | 2024年2月 | |
---|---|---|---|
研究開発 | - | - | - |
売上対比 | - | - | - |