三菱倉庫(株)
事業内容(抜粋)
連結財務諸表提出会社(以下、当社という。)グループは、当社、子会社57社及び関連会社17社で構成され、倉庫事業を中核として陸上運送事業、港湾運送事業、及び国際運送取扱事業を総合的、一貫的に運営し、またビル賃貸業を中心とした不動産事業を併営しております。当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
物流事業
(1) 倉庫事業
貨物の寄託を受けてこれを倉庫に保管し、あわせて庫入、庫出、その他の荷役を行う事業であって、当社のほか、国内では富士物流㈱、海外ではインドネシア三菱倉庫会社、上海菱華倉庫運輸有限公司等が倉庫事業を行っております。
(2) 陸上運送事業
貨物自動車による貨物の運送、利用運送又は運送取次を行う事業であって、このうち自動車運送(実運送)については、菱倉運輸㈱、九州菱倉運輸㈱等が行っております。
(3) 港湾運送事業
荷主又は船舶運航事業者の委託を受け、港湾において、貨物の船舶への積込又は船舶からの取卸のほか、はしけによる運送、上屋その他荷捌場への搬入、搬出、保管等を一貫して、又は個別に行う事業であります。このうち荷役については、当社は神菱港運㈱、菱洋運輸㈱等に委託しております。
(4) 国際運送取扱事業
国際間に輸送システムを整備し、各種輸送手段の有機的結合を図り、荷主の委託を受けて国際間の物品運送の取扱(国内における海運貨物取扱を含む。)を行う事業であり、国内においては富士物流㈱、ユニトランス㈱等、海外では米国三菱倉庫会社、欧州三菱倉庫会社等が当社輸送システムの一部を構成しております。
(5) その他
上記各事業に関連した付帯事業であり、ダイヤ情報システム㈱は物流情報システムの開発業務等を行っております。このほか、三菱倉庫(中国)投資有限公司は中国において事業会社の管理等を行っております。
不動産事業
ビル等の賃貸・管理のほか、駐車場・ショッピングセンターの管理、運営、各種建築工事の設計、請負、マンション分譲を中心とする不動産販売等を行う事業であります。当社は賃貸施設の管理、保守等をダイヤビルテック㈱、横浜ダイヤビルマネジメント㈱、㈱タクト等に委託しております。
経営成績
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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売上高 | 257,230 | 300,594 | 254,507 |
営業利益 | 18,144 | 23,027 | 18,941 |
財政状態
2024年3月 | |
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自己資本比率 | 59.7% |
セグメント情報
売上高構成比 | セグメント利益率 | |
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物流事業 | 85% | 7% |
不動産事業 | 15% | 28% |
設備投資(抜粋)
当社グループの主たる事業は、倉庫事業を中核とする物流事業並びにビル賃貸を中心とする不動産事業であります。倉庫事業は、施設に多額の投資を必要とし、収益性の向上等により利益の早期確保に努めるものの事業の性格上その投下資本の回収には相当の期間を必要とし、不動産事業も、基本的に倉庫事業と同様の性格を有しております。このため、これら設備投資は利益水準を考慮しつつ中長期的観点から計画的かつ持続的に実施することが必要であり、これにより安定した経営基盤の確保を図ることができるものと考えております。
当連結会計年度においては、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含め、全体で53,795百万円の設備投資を実施いたしました。なお、設備投資の総額にはCavalier Logisticsグループの連結子会社化による固定資産増加額を含みます。
(1) 物流事業においては、Cavalier Logisticsグループの連結子会社化による固定資産増加額を含め、倉庫施設の改修等、39,842百万円の設備投資を実施いたしました。
(2) 不動産事業においては、東京・芝浦ダイヤビルディング建設、神戸・須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業等、13,489百万円の設備投資を実施いたしました。
(3) このほか、管理部門の資産等(全社資産)について463百万円の設備投資を実施いたしました。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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設備投資 | 42,383 | 16,487 | 53,795 |
減価償却費 | 15,465 | 15,714 | 16,037 |
研究開発(抜粋)
該当事項はありません。
2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | |
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研究開発 | - | - | - |
売上対比 | - | - | - |